ボートの積載方法

一番頭を悩ませるのがこの問題ですね。 HPを見てもなかなか詳しく紹介されていないので、
全部自分で考えなくてはなりませんでした。 それでも最初の頃は走行時にボートが落ちないか不安で、
深夜の国道を40キロぐらいでチンタラ走ってました(^^;
今ではある程度の安全性の確信を得たので、高速でも普通に走れるようになりました。
それでは私なりの積載方法を紹介しますね。

 ただし安全性については責任を負いかねますので、積載にあたっては
ご自身で安全性を十分に確認していただきますよう、よろしくお願いします。

まずは「ベースキャリア」の取りつけです。何をつけるにしても、まずこれがなくては話になりません。
いろいろなメーカーから出ているので迷うところですが、私は 「RV−INNO」 派です。
低いエアロデザインで、派手過ぎないのが気に入りました(^^
バーと合わせて、たしか12,000円ぐらいだったかなぁ??
そしてこのベースキャリアにボートを固定するのに使用しているのが、
同じく 「RV−INNO」 のサーフボードホルダー。
これは6,000円ぐらいでした。(意外に安価でちょっと不安になりますが^^;)
フック付きのベルトを一方に引っ掛けて、もう一方で巻きとって固定する方式で、
説明によるとロングボードを2枚まで運搬出来るそうです。
「折りたたみボートはサーフボードと形が似ているからイケルだろう・・・」 と思って購入したのですが、
安価で、楽に固定できるのが気に入っています。

積載の仕方は車の塗膜を傷つけないように画像のようにゴムマットを置いて、
(普段はこのゴムマットは運転席に使用しているものです。ウェーダーをはいたまま
運転することもあるので、汚れの防止用ですね^^;)



ボートの先端を上の画像のように後部バーの上に載せて、
ボートを持ち上げてバーの上を滑らせながら押し込みます。
風が強い時は、あおられてバランスを崩さないように注意が必要です。
こんなときはボートの先端をタイヤの上に載せ、次にマットの上、それからバーの上と
順番に少しづつ持ち上げるようにしています。

バーの上にボートが載ったらホルダーを限界まで締め込んで固定します。
これだけでもサーフボードの場合は大丈夫だけど、ボートはもう少し大きくて
ちょっと心もとないので、ロープで補強することにします。
特に 「急発進時」 と 「急停止時」 にボートが前後に飛び出さないようにする必要があります。
私が使用しているのはアンカーなどで使用している 「クモレナロープ」 の8ミリ径のものです。
このロープは屋外での使用でも劣化が少ないので最適なんですが、
毎回同じところがこすれて磨耗しやすいので、念のために、よくこすれる部分に
ゴムチューブをライターであぶってひっつけて、ロープを磨耗から保護しています。
このロープの一方の端に輪を作り、もう一方にはスナップをつけてこのように固定しています。

  


上の画像は積載したところを右前・真上から見たものです。
ロープの固定の順番は、車の真上から見てこんなカンジです。
「左上のバーにロープの輪を通す」 → 「ボートのアイを通す」 →「右上のバー」 →
 「左下のバー」 → 「ボートの後端に沿わせて右下のバー」 → 「左上のバー」 の順番です。
これで私の車の場合、ロープの長さがちょうど10メートルになります。
各バー毎にロープを3回ほど巻きつけています。
ロープがたるまないように、強く張ることが大切です。

私はこのようにボートを固定していますが、もっといい方法はいくらでもあると思いますので、
参考程度にしていただければいいかと思います(^^)

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