トランサムドーリーの取り付け

一人で出船するために、どうしてもかかせないもの、それはトランサムドーリーです。
最初、FRPのボートは剛性があるから簡単にできるかと思っていたのですが、
これが結構大変で苦戦しました^^;
ま、特別なことは何もしていないので、紹介するほどのものでもないのですが、
必要性は高いと思いますので、一応掲載いたしました。
下が外側から見た画像です。



このボートはブルワークの折り返しが大きいため、ハネ上げた時に干渉しないように、
かなりぶっとい、6pの角材をかましました。
軽量化を図るには、グラインダーでブルワークの折り返し部分を少し削ってやると、4p位の角材で済みそうですね。
私は木材にしましたが、木材は水を吸って劣化するので、アルミの角材にするのが理想だと思います。
ただ、専用の工具が必要になるので、一般人の私には・・・TT

この8pの角材を貫通する形で、M8×8pが1本、M6×8pのステンレスのボルト4本で固定しています。
下の画像は、内側から見た画像です。



直径2p位の大型のワッシャーで止めるのが簡単なんだけど、
この部分には100キロ位の負荷がかかるので、特に頑丈にしておかなければなりません。
そこで、アルミ板の1,5ミリをジグソーでカットしてボルトを止めました。
喫水よりも下に穴をあけることになるので、
外側、内側ともにシリコンでかなりハードにコーキングしています。

注意点は、アルミ板に穴をあける時は、キリやアイスピックなどで、あらかじめ大きめの穴をあけておくことです。
いきなりドリルで穴をあけようとすると、滑ってズレやすいので注意が必要です。
ちょっとでもズレると、ボルトが通らず、その結果、大き目の穴を開けなくてはならないからです。
低い位置に穴をあける時は、できる限り最少限の大きさにしておきたいものです。

剥製工房★GALAXY