う〜ん・・・日本海のハマチは・・・

ハマチっておいしいですよね?私は大好きです^^
でも、普段口にしているのは残念ながら??養殖のハマチがほとんどです。
少なくともお刺身にして売られているものは、です。

日本海にハマチがいないかというと、そんなことはないですよね。
逆に、むちゃくちゃ多いですね。
でも、どうしてなんでしょう???
ま、答えは食べてみるとすぐにわかるんですが、これがあんまりおいしくないんですね。
日本海でハマチを朝に釣って、締める、そして腹を出して氷漬けにして昼に食べても、
身は柔らかくて養殖モノのようなコリコリ感はないし、
締めているにもかかわらず、身に血が回っているのか、少し赤っぽいです。

どうも鮮度や処理の問題ではなさそうですね。
とすると、やっぱり泳いでいる海域の問題でしょうか??
私はたぶんそうだと思いますね。
日本海のハマチは白っぽくて、背中は薄いブルーです。
で特有の黄色いラインはかなり薄いです。
一方養殖はというと、背中はグリーンで、黄色のラインがはっきり出ています。
太平洋側はというと、これがあんまり経験がないので具体性にかけますが・・・
昔、大川峠や七里御浜のショアから釣っていたハマチはその中間ぐらいでしょうか。

食べて比べてみると、うーん・・・日本海のが圧倒的に落ちますね。
潮が緩いのが原因なのかなぁ・・・

ま、このあたりは水産業界では周知の事実みたいで、全く扱いが違います。
デパ地下の鮮魚売り場で働いている友人がいるのですが、
(自分で仕入れまでしているんですよ)養殖のハマチは、
サイズにもよるのですがだいたい2,3千円ぐらいだそうです。
一方日本海のハマチはというと・・・・
(日本海で青物を追いかけている方、すいません)
残念ながらほとんど値段はつかないそうです。
モノがいいと・・・それでも数百円とのことです。

調理法も養殖は基本的に全て刺身、日本海のは照り焼きぐらいしかないんだそうです。
う〜ん、なんか複雑な心境になりますね。
基本的には魚は養殖よりも天然の方がおいしいし、値段も高いと思っていただけに、
釣り人からしたら、ちょっと残念ですね。

ただ、これはハマチクラスで、メジロ、ブリクラスになるとどうなんでしょうね?
私は60センチ以下しか食べた事はないんで、これはわかりません。
でも、有名な富山・氷見のブリというと天然ですよね??

他、同じ青物の、カンパチやヒラマサはどうなんでしょう??
やっぱり自分で釣って検証するしかないですね。
ジギングを始めたので、これからのお楽しみにしておきますね。

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