2005年6月18日(土) 兵庫県北部

今回は、さすがにもう小アジ、いるやろう・・・ということで、久々にノマセでアコウ、ヒラメ、
ジギングでタイを狙う予定で釣行です。
しかし・・・なんと釣れてくるのは20センチ級の2年生ばかり><
岸沿いでやっと発見したアジは、なんと3センチぐらい・・・(針刺したらご臨終やん!)
というわけで、今回も計らずもジギングオンリーで行くことになりました。
ここであんまり焦らないのは、ジギングでそこそこやれる感触を掴んでいるからでしょうね。

珍しくベタナギの中、今回は一応秘策を練ってきたんで、それを試す事に。
ま、秘策といってもたいしたもんではなくて、カンタンに言うとジグを潮上にキャストして、
真下に落とす、そこで根魚を狙う。で水深+20メーターぐらいラインが出たら普通は巻き取るんだけど、
そこからず〜っと流して、タイを狙う作戦です。

こう考えたのは、餌ではパラパラ上がっていると言う事はいるタイを食わせられていない、
サイトに書いているように青物と同じワンピッチジャークでは食わないと考えたからです。
タイの口を見れば気づくのですが、青物と違い、上顎のが出ています。
こういう口の魚は基本的に上へ上へと垂直に逃げる魚を追えないはずで、
だったら水平にジャークして見よう・
・・と思ったからなんですヨ。

ただ、この日は食いが良くてバーチカルの段階でアコウがバンバン釣れてきて、
なかなか流し釣りまで行かない、うれしい??誤算が・・・^^;;
しかし、アコウには活きアジよりもジギングのが強いのと違うかなあ・・・
餌は用意も大変だし、手返しも悪いですからね^^;

その他にも、まぁ、いろんな魚が釣れてくること。この日はなんと8目達成です。
メバルなんてその気でやれば結構面白そうですね。
もうちょっと小さいジグで群れを討てば、いいのが釣れそうです^^

しかし、ジギングの欠点は、デカイのだけではなくて、小さいのも拾ってしまう点。
アコウなどの根魚は、やっぱり数はあんまり釣ることに積極的ではないんで、
釣っていて、ちょっとそれが気になりましたね。
大きい魚だけを選んで釣るには、んん・・・やっぱり2年生の活きアジかな・・・
この日は元気なアコウは全部リリースしました。胃袋が反転しているものは空気を抜いて
できるだけリリースしたのですが、助かるのかどうかは・・・

夕方になっていい反応が出始めたので、バーチカルを止めて、潮下に投入して流して、
タイに絞って狙うと、底から10メーターぐらいで「ドスン」というアタリ。
次の瞬間に目いっぱいに締め込んでいたドラグがジーッ!!慌ててスプールを押さえるも
どうする事も出来ずにバラシ・・・なんと、ヒラマサ針が折られているではないですか;;;
掛かりが悪かったのかもしれませんが、しかし、とんでもないのがいますね、ここは。

次の流しでもまた「ドスン!」ドラグがジーッ・・・でも、さっきと同じような引きながら、
今度はスプールを押さえるとなんとか止まる。100メーターはラインが出ていたので
慎重に慎重にやり取りすること15分ぐらい、やりました、やっと念願の大ダイです。
ネットに魚のおでこがひかかって苦労しましたが、
無事ゲットしたのは、全長89センチ7.8キロの立派な大ダイでした^^

2日釣る予定でしたが、もちろんクーラーに入らないので急遽撤収する事に。
田舎に全て差し上げましたが、しかし、大ダイ捌くのが大変でした。
身もちょっと水っぽいカンジで、たぶん食べてもあんまりでしょうね。

しかし、大ダイ、うれしい反面、ばらした魚はいったい何だったんだろう・・・
タイだったら、10キロオーバーか、又は大マサか・・・
いづれにしても次回リベンジしないといけませんね^^;


釣果
使用ジグ : SCOTY80・70グラムピンク・ブルー
マダイ : 89センチ(全長) 7.8キロ
アコウ : 36センチまで7匹 (他リリース10匹ほど)   タテフエダイ : 25センチ
ホウボウ : 37センチ     メバル : 25センチ    チダイ : 31センチ
ソイ : 29センチまで3匹    ガシラ : 26センチまで3匹


剥製工房★GALAXY