2008年7月12日(土) 京都府北部

さて、2日目です。
大型連休もわずかになって、ちょっと仕事のことを思い出して、ブルーになってきました・・・
私の机はあるんだろうか・・・まさか・・・ね^^;;

午前4時半、昨日と同じポイントに入って、アコウ狙いで根付近を流すも、昨日叩いたポイントで、
昨日にもましてベイトがいないようでは・・・
1時間ちょっとで早々に切り上げて、頼まれていたキスを狙うことにします。
海水浴場の沖、5〜15メーターほどのラインを行ったり来たりで群れを探しますが、
釣れるのはピンギスばかり・・・

思えば、6年前のボートビギナーだったころ、真新しいこのフリージアボートでキスを狙っていたっけ・・・
改めてフリージアを見ると、傷だらけで、かすかに水がしみてくる・・・魚を締めた血、イカの墨などをみると
いろんな思いがこみ上げてきますね。

私の道具として、私に酷使され続けたこのボートは、もう満身創痍ですね。
最後のひと踏ん張り、頑張って私を安全に楽しませて下さいね。


さて、キス釣りの方はというと、ピンギスばかりではどうしようもなく、飽きてきました^^;
やっぱり、大ダイ狙いをして、次にキス釣りというのはちょっとギャップがありすぎて、
どうにも緊張感が足りずに眠くなってきてしまいますね。

午前8時半、昨日と同じ時間に同じポイントに入り、同じラバラバを巻いていると・・・まさかのHIT!!
しかも完全に昨日の中ダイとは引きのレベルが違う・・・
底付近でヒットしたので、この段階では
マダイかどうかは定かではないけど、マダイだったら確実に80は超えている・・・
なにか出来過ぎた展開に、半信半疑でファイトすること1分くらいかな?
限界まで絞り込まれたロッドが突然テンションを失いました・・・
見るとリーダーのオルブライトノットが抜けていました・・・
しばらく絶句・・・

マダイだったら、泳層まで引いたら止まるので、無理をしなくてもよかったんですが、
先週見た82pのヒラマサが頭をよぎったため、ちょっと強引に行きすぎました・・・TT
オルブライトは、朝に強度のチェックをしたのですが、私のシステムの中ではちょっと不安な部分なので、
これからはもう少し編みこみの回数を増やして、抜けを防がないといけませんね。

ニライカナイのMさんに電話すると、日本海に来られていて、すでに釣りをされているとのこと。
せっかくの機会なんで、ここでボートを撤収し、Mさんと合流することにしました。

2時過ぎ、ニライカナイ艇にて出船します。
とりあえず、はじめてのポイントであってもシーバスを見つけることは出来ると思ったので、
私がキャップを務め、シーバスを探します。
思いのポイントに着く前に、良い反応が出て、すぐさまMさんがジグを落とすと、1投目からHITしました。
残念ながらバレましたが、60pクラスのシーバスでした。

その後すぐにベイトのもの凄い塊を発見、私も参戦させていただいて、2人で攻めると、
まずは私に70pクラスがHIT、続けてMさんが65pクラスを2,3本HIT!!
魚探を見ていると、本当におびただしいベイトの数です。
さすがに絶対数が違うシーバスを食わすのはほとんど反射に近い釣りですね。
ゆっくりジグを見せると、ほとんど反応しませんでした。

この日、私は根魚用のテールヘビーの動かないジグがメインだったので、苦戦をしいられました><
リアクションバイトを狙うには、重たいジグで、センターバランスか、非対称のジグがベストですよん。

その後、朝にMさんが40pクラスのアコウをゲットした水深10メーターくらいの浅場に向かうことにします。
私はこの時期といえどもせいぜい水深30メーターなんで、
周りを見ていてちょっと気になるポイントもあったので、大回りして浅場に向かいます。

途中、30メーター付近で底付近によい反応があったので、根魚狙いでインチクにチェンジすると、
HITしたのは47pのグッドサイズのアコウでした^^
このサイズは正直久しぶりですね^^
でも、こんなに簡単に釣れるとは、ここはもしかしたら、根魚多いのでは?

この後少しだけ水深15メーター付近のポイントを攻めますが、ベイトがいないのと、根の形があんまりアコウが
好む形ではないので、47pが出たポイントを最後に流して帰ることにします。

2人でジグ、インチクを攻めていきます。
ローテの基本は、シーバスの反応が出たらジグ、根魚狙いにはインチクです。
ここで、まだインチクではほとんど釣ったことがないというMさんのインチクが炸裂します!
42〜45pのグッドサイズのアコウをなんと4本^^;;(恐れ入りました・・・)
私はというと、アタることはアタるんですが、バラしの連発でした。
後からよく見ると、フックがのばされていたり、タコベイトが下がってフックの位置がずれていました・・・><
単調な釣りだけに、丸2日目で、集中力がちょっと散漫になっていたところを突かれました・・・

でも、HITするのは全てが40pアップとは恐ろしいポイントです。
産卵でこのポイントにたまたま固まっていたのかもしれませんが、
ルアーへの反応がいつものポイントとは全く違います。

底から10メーターくらい上でもHITするし、何度も追い食いするのにはびっくりしました。
最高5回追い食いして、取ったのが画像の44pですが、横で見ていたMさんはかなり笑ってはりました。
「ヨシッ!!ああ〜バレた・・・」を5回も繰り返したんですからね・・・^^;;
中層で、シーバスのように泳ぎ回っているんでしょうね。
だからミスバイトもどうしても多くなりますが、ほとんど移動せずに、何度もアタってきます。

シーバス混じりで暗くなる前までやりましたが、アタリの数の割には、私は結局伸ばすことはできませんでした。
しかし、Mさん、今日はすごかったですね〜
どうも私は一緒に乗るといつもやられますな〜
正直、技術的にはしれているんで、そこを驚異的なガッツと粘りでカバーしてきたのが私ですわ〜
どうやら・・・残念ながら・・・

ただ、ひとつほざかせてもらうと、魚を見つける勘にはある程度自信があるんですよ。
こればかりはやっぱり経験によるところが大きいとは思うんですが、
広い海のこと、どこでも魚がいてるわけではないので、
もしか、釣れないと嘆いている方がおられたら、地形や、潮、ストラクチャー、ベイト、天候などから
今どこに活性の高い魚がいるか・・・そういう視点で釣りをされたら釣果は伸びると思いますよ^^
かなりの回数は踏まないといけませんが、決して無駄にはならないと私は信じています。

Mさん、お疲れ様でした。楽しい釣りをさせていただきました。
これでもうシーバスは大丈夫でしょう!
例年同じポイント、同じパターンで釣れますので、ま、軽めにいわしたって下さいね^^;;
では、また行きましょう!!


釣果 ・ ルアー

アコウ : 47,5pまで6匹   (インチク110)
シーバス : 71pまで2本    (スカウツ70、トルネード60)
他、ガシラなど



この日はイタリアンのお店で釣った魚を食べさせていただきました。
やっぱりプロの腕にかかると、魚は化けますね〜
スズキ料理の3品、カブト焼き、カルパッチョ、マヨ和えです^^


剥製工房★GALAXY