先週で最後の予定でしたが、良型アコウが連発したので、さすがに気になって・・・
で、一度限りの延長戦ということで、
今回はアコウのレコードだけを本気で(いつも本気ですが・・・)狙います。
さてさて・・・はじめてのポイントは出船場所を探すのが一苦労ですね。
この季節でなかったら海水浴場から出せるんだけど、さすがに海の日の3連休の初日ともなると・・・
この季節でなくとも、このあたりの砂浜はテトラが入っていないので、
波打ち際が波立つので、ちょっとしんどいですね。
そして、見つけたのが港の奥のちょっとした空地でした。
車も横づけできて最高^^だと思ったんですが、これが思わぬ苦労をすることになろうとは・・・
沖に出てみると、意外に風が強く、波が高い・・・ま、風が吹けば暑さがマシなんでいいのですが。
先週のポイントは昼からゆっくり攻めるとして、はじめてのポイントなので、
まずは偵察がてらポイント探しで、先週とは反対の方向に走ってみます。
魚探を見ていると、港の前にも関わらず、案外いい根がありますね〜
ジグを落とすと、あっさり40アップのアコウをゲット^^
まだまだ流すと釣れそうでしたが、いろいろ行ってみたいので、今度は岸伝いに流していきますが、
浅いところは、釣れるものの、サイズがコマいですね。
産卵の乗っ込みの魚ではないみたいなので、30〜40メーターラインに戻ります。
んんん・・・でもこの日はベイトがいないですね〜。
底に起伏もないし、これではどうしようもありませんね。
午前9時、うだるような暑さはいかんともしがたく、早々に気り上げます。
午後2時過ぎ、再び出船して、まずは港の前の根で、やっぱりあっさり45アップをゲット^^
その後、先週と同じポイントに向かいますが、ベイトは皆無で、全く反応ナシでした。
これといったストラクチャーがないので、アコウはベイトについて移動しているみたいですね。
それより、やたらと海上保安庁が多いのが気になります・・・^^;;
違反は何一つないはずですが、
サイレンを鳴らして行ったり来たりされるとどうしても気になりますね〜
ポイントを探してウロウロすること2時間ほど、な〜〜〜んもベイトがいてませんがな><
アコウは夕方に活性が上がるので、昼間はシーバスを撃つ予定でしたが、ベイトがいなくては始まりませんね。
ま、先週でこの界隈のアコウが昼間どこにつくのかはおおよそ見当がついているので、
そこをピンスポでランガンしていくことにします。
すると、この作戦がドンピシャでした^^
産卵前の、乗っ込みアコウがたまっているみたいで、アベレージはなんと、45p!!
先週の反省から新たに作り直したインチクの出来は完璧で、
ほとんどミスることもなく、こちらも完璧でした。
でも・・・普段はなかなか釣れない魚だからあまり考えなくてもいいのですが、
釣れ過ぎると、かわいそうになってきます。(40pクラスのアコウでも、10年かかるそうです)
幸い浅いポイントなので、胃を出してもエアを抜いて
エラから水を通せば半分くらいは蘇生し、リリース出来るので、
今回はどうしても記録が取りたいので、罪の意識を少し感じつつも、
「全てリリース」、そして記録を取ったら終了と決めて、ランガンを続けました。
しかし、47、48pクラスはたくさん釣れるものの、それでもなかなか50には届きませんね。
やっぱりこのへんがアコウの限界の大きな壁なのかも知れませんね・・・^^;
釣ってはリリースを繰り返し、そして・・・
とうとう念願の50アップを達成!!!
フリージアの最後を、最高の形で飾ることができました^^
まだまだ、やれば釣れそうでしたが、もうこれで十分なので、
夕方のベストタイムを前に、早めに納竿としました。
ただ・・・うれしい反面、なにか最後まで罪の意識が残る釣りでした。
たぶんここは腹パンの45pクラスが揃うことから、
産卵前のアコウが一時的に溜まるポイントです。
釣りつづければ、私ひとりで相当のダメージを与えかねません。
おおおっ!と思う根で、思う通りの反応が素直に返ってくるポイントは釣り荒れていない証拠です。
一昔前の、兵庫北部のポイントがそうでした・・・ところが今は・・・
こんな思いが残るのと、ずっと目標にしてきた50pも取れたので、
これにてアコウ釣りを卒業しようかな?
いや、少なくとも、しばらくの間はメインターゲットを外そうかな??
まだわかりませんが、帰りの車の中でふとこんなことを考えていました・・・
でも・・・とすると、何を釣ろうかな・・・・・???
今までずっとメインで狙ってきた魚だから、これを狙わないとなると、どうなるか・・・???
ま、もちろん決定ではなくて、新しいボートの艤装をしながら、このオフにでもゆっくり考えますね。
撤収しようとすると、潮が引いていて、出船した空地のジャリ浜は、
なんと!!大きな岩がたくさん露出していました。
これでは上陸できませんがな!!タイヤを出した状態では岩に当って動きません。
仕方なくジーパンのままボートを降りて軽量化して、ボートを手でコントロールしながら岩をかわして上陸、
夏だからいいものの、日本海でも潮加減をよく頭に入れとかないとこういうこともあるんですね。
これはアコウのたたりかも???
これからは、もうあんまりいじめないからお許しを・・・
釣果・HITルアー
アコウ : 52pまで多数 (インチク72グラム、湾ジグ60など)
ガシラ : 36pまで5匹 (インチク72グラム、湾ジグ60)
このアコウはの一部はプロの手によって最高の料理に生まれ変わりました。
料理長いわく、この日の市場のアコウはキロ8500円だそうで、
2キロアップのアコウ、ガシラを見て、驚いておられました。
地元では評判の方だそうで、腕前はピカイチでした。
こんなおいしい煮つけは、今まで食べたことがありません・・・
締め方、保存の仕方など、本当にいろいろ勉強になりました^^