2011年5月月前半 釣行記

5月3日

ここのところややこしい天気図で、なかなか日本海へ行く踏ん切りがつきませんでしたが、
今回は大丈夫??みたいな感じだったので、今季初の日本海遠征です。
滋賀に引っ越してから初めてですが、やっぱり遠くなりましたね><
今はバイパス、京都縦貫とずっと無料なんでいいのですが、これも時間の問題で、下道でとなると、
どうしても、ちょっと回数を減らすか、越前方面を開拓しないとアカンでしょうね。

日本海に着くとビックリ・・・出船場所は防波堤の横なんで大丈夫だと思っていたのですが、防波堤を波が超えてますがな!!
しかも、サーファーがいっぱいだし・・・
彼らはやっぱり波の情報を的確に掴んでいますね。
釣りに行く前は、サーファー関連のサイトも見ていった方がいいかもしれませんね。

同行のKさんの案内で、近くの港から出させていただくことになりましたが、さすがに波が高いので、少し遅らせて、9時に出船します。
潮が動いてそうなんで、出たらチャンスだと思っていたんですが、沖はベタベタ、潮は緩いし赤潮大発生〜><
グリ回りをウロウロしましたがなーーーんも映りません。

ここのポイントはグリをハズすとボーズの危険性すらある、博打的なポイントですわ。
1時まで釣果はナシ・・・スレで掛かったウマヅラと網ですくった2キロほどのコウイカのみ。
ベイトの反応は、どうやらウマヅラの群れですね。秋もよくスレで掛かってきたので、ハゲカケで専門にやると面白いかも。

仕方ないので、お土産キープに走りました。
ハネメインながらなんとかスズキサイズも出て、なんとかクーラーが満ちたところで撤収しました。

釣果
シーバス : 72cmまで多数



5月4日(水)
昨日のポイントは釣果が見えているので、ちょっと走って違う場所から出船しました。
ここは朝イチにいつも鳥山が出来てデカいのが来るので、
2日目でガッツが半減、久しぶりのジギングでやや筋肉痛、ガスも少ないので朝イチ勝負にします。

ポイントに入りウロウロすると、グリの北のブレイクに大きな反応発見。
カリボソジグの120グラムを落とすと、底から5メーター付近でHIT〜〜
もの凄い引きでドラグが出ていきます・・・リールを押さえてなるべく出さずに懸命に耐える・・・
ブレイクに差しかかり、魚探とラインのカラーを見ながら、やや強引にファイトします。

でも・・・やっぱり止めきれない・・・
今までの魚で一番引いたのは真鯛の89cmで、この時は20分ほどやり取りしましたが、
真鯛はある程度引いて、泳いでいた水深まで戻ると必ず止まるので怖さはないのですが、この魚はどこまでも・・・
ヒラマサか??いったい何がこの先に掛かっているのだろうか・・・

底から5メーターほどの懸命の攻防は約3分ぐらいだろうか・・・
限界までリールを手で押さえて、ドラグが出るのを極力少なくします。
が、ロッドは満月、アレキサンダーのパワーモデルですが、これ以上は怖い・・
ラインも40ポンドにリーダーはフロロの10号35ポンドだから大丈夫・・・
だと思うけど、いかんせん魚に引っ張り合いで切られたことはないので、限界がイマイチ分からず、
強引に行ってるつもりで、強引にやりきれない、(リーダーの方が少しだけ細いのは、根がかりした時にリーダーから飛ばすためです)
最後にひときわ強い締め込み・・・とうとう根に持って行かれました・・・><

しばし呆然。
もっと強引にやれば良かったんかな・・・と思う反面、あれは限界、だとしたらタックルを見直さないと、正直あの魚は取れませんわ〜
凹みと虚脱感が激しいので、なんとかこう考えて自分を納得させて・・・^^;;;;

気を取り直して同じコースを流すと、今度は中層でHIT!!
同じ過ちをしたくないので、今回はさらに強引に巻く、巻く、巻く・・・腕もパンパンです。
強引にやると巻けるので、さっきよりはだいぶん小さそう・・・と思っていたけど、上げてみるとまずまずサイズの85cm5,5キロ。
腹パンパンでこれは美味そう〜〜

でも、これで85だったらさっきのはいったいどんくらいあったんかな??
次元が違いすぎるで〜〜と思うと素直に喜べないですわ〜><


この後も同じコースを2時間ほど流し続けましたが、ツバスが1だけでした。

沖を見るとジギング船が集まっているけど、ガスとガッツがないので、これにて撤収しました。
ジギング船はけっこう釣っていましたね。
やっぱりまだ魚は100メーター超のラインにいるようです。

昨日と同じ場所から出たKさんは餌に切り替えて、50メーターで良型のメバルを釣られたそうです。
やっぱりあそこのポイントはエサ、いりますね〜

今日の忘れもの・・・今度必ず取りに来ます、もっと強力なタックルを組んで!!

で、早く撤収したのは渋滞を避けるのと、流木を拾うためなんですね、これが。
流木は冬の荒れ後に大量に漂着し、初夏の海岸清掃で全部なくなるので、早めに行かなくては・・・

着くと・・・あるわ、あるわ!!
約1時間で、剥製にふさわしい流木だけを集めましたが、その数、約200本ナリ。
そこからさらに厳選してコンテナ3つ分、約100本をKEEPしました^^
大漁ですわ〜〜
たまに、漁師に「ニイチャン、ゴミ拾いかい?ご苦労さん!!」なんて言われるんだけど、ゴミ?は?これが?
私にはどう見てもお宝なんですが・・・
一般人と職人では、感覚が全然違うようですね〜

どんな基準で集めているか??
ほとんど「勘」ですね〜長年剥製を作っていると、流木を見ると剥製を取り付けたイメージが浮かんでくるんですね^^
当工房はブラックバスが約半数を占めるんだけど、その中でも最近流木仕様が多いんですね。
在庫50本の流木よりは、やっぱり100本ある方が、より最適なものを選べますしね。
ブラックバス限定の流木仕様バージョン、なかなか味があっていいですよ〜〜^^

釣果
ヒラマサ : 85cm 5,5キロ  スピードジグ120グラム
他ツバス1

 


5月14日(土) 和歌山県中部

ホームページを見ていると、遅れていたみたいですが、ようやく春の大アオリが本番のようですね〜
2キロ級はバンバン、3キロ級も混じるとあっては、行かないと仕方ないでしょう??
本当はヒラマサを狙いたかったんですが、日本海側は波風が強いとの予報だったので、1年ぶりに和歌山に行ってきました。

春の大アオリは、昼間のエギングでは厳しいことは去年実感したので、今回は昼間にヤエンをするつもりで本を買って勉強し、
ヤエンの投入までしっかり練習し、手順をシュミレーションしてきました・・・が、去年同様、肝心の活きアジがないとのこと・・・
うーーーん・・・これがないとヤエンは始まらないですがな!!
予約も出来ないようで、アジを求めて釣具店を行ったり来たりするのも面倒なんで、「やっぱりルアーマン、エギングで勝負!」
と行きたいところですが、一応保険に冷凍のアジを持って行きました・・・ショボっっ!

午前4時半、エギングは朝イチ勝負なんで、早めに出てウィードの多いところ、ベイトがいるところを探して、マークしていきます。
水深は10〜13メーター、マークした場所の近辺をボトム付近をシャクります。

午前5時半、まずは1キロ弱のかわいいサイズをGET。
幸先は良かったものの、やっぱり後が続きませんね〜
春の大アオリだから仕方がないんだけど、この釣り、本当に単調で退屈極まりないですね。
正直、大嫌いです・・・><
午前8時になって、ようやくHITしたのは1,4キロのメス。
だいたい200回ほどしゃくって1回かな?交通事故的な釣りですね。なにかオモリの上下運動しているみたい・・・><

予報に反して、ベタナギの快晴になりました。
これではさすがに大アオリには厳しいので、冷凍アジでヤエン、ウキ釣りをしますが、釣れる気がしませんね〜
活きアジでのヤエンの人でも昼間ずっと釣り続けて、だいたい1〜2杯だそうなんで、
「短時間に、しかも冷凍アジで、しかも初心者が釣るのは奇跡的??」
そう考えたらアホらしくなってきて終了し、夜に備えて昼寝します・・・ZZZZ

こんだけ快晴だと暑くて昼は寝られませんわ〜
ウトウトしていると、漁港の組合の人から「今年から漁港のスロープは禁止」になったと聞きました。
今回だけは・・・とのことで許可をいただきましたが、それにしても本当に出せる場所が年々少なくなっていくのは寂しいですね。
もともと年1回限りだと思っていたけど、これは本気で冷凍ストックをキープしとかないといけませんね〜
今回の目標は10キロなんで、完全に推進遅れですわ〜〜気合い入れんと!!

5時に出て、次回以降の出船場所を海岸線を走りながら、海側から探します。
他のボートが出ているスロープもあるんだけど、一つのスロープが禁止になると、人が殺到して、そのスロープも禁止になるのも、時間の問題でしょうね。
砂浜から出せるところを一つ見つけましたが、外海なんで、波がない日限定でしょうね・・・><

さて、夕マヅメになりました。
アオリの活性も上がっているようで、すぐにHIT〜小さい600グラム級。
続いてHIT〜ドラグを出して走るのをみると、そこそこのサイズかな?GETしたのは2キロクラスでした。
すぐさま、HIT〜これもいいサイズみたいだったので、慎重に寄せてくると、急にビクともしなくなりました。
近づけてみると、ブイを固定するロープに巻きついみたいです・・・TT
夜間だけ漁師が網入れするようですが、せめてブイにはライトをつけておいてくださいね・・・
アオリとエギのロストもイタイけど、走行中にスクリューに絡むと大変です。漁具も傷みますし・・・。

夕方と朝の一時だけですね、活性が上がるのは。
ベタナギだし、半夜でもうちょっと頑張ってみます。
エギを夜光に変えて流すと、忘れたころに「ドン!!」てな感じですね。
油断していると、心臓に悪いですね、キロを超えると、ほとんど根掛かりですし〜
9時過ぎまで頑張って1,2キロくらいのを2杯追加して終了しました。

まだまだやれば釣れないこともないんだけど、「誰もいない海♪♪〜」夜間灯を付けてシャクっていると、
なんか、こう、虚しい気持ちになってきますね。「オレ、何やってんのやろう???」的な。
完全に飽きていますが、何回も来るのも嫌なんで(スロープも使えないし・・・)頑張って明日の朝イチ、頑張ります。

翌日は4時過ぎに出船。
いきなり、キャスト時にエギを飛ばしてしまい、時間をかけてラインシステムを組んだものの、ラインが足りませんがな!
仕方なく予備のリールに替えましたが、2号のPEではやりにくいですね。
何事もないまま時間だけが過ぎ、午前6時半になって、ようやく1,5キロをGETしました。
もう1杯で目標の10キロでしたが、さすがにこれ以上は、もう拷問に近い・・・
港で人に会うと、禁止の場所なんで気を使うんで、これにて撤収としました。

計測すると、合計7杯の8,7キロでした。
アオリイカは確かにおいしいし、買ったら高いので、面白くないけど釣りに行くんですが、
ガス代も高速代も高いし、結局そんなに変わらないですね^^;;
買ったばかりのデジタルスケールも水没させたし、エギは3個ロスト、ラインもなくなったので、今回の釣行は約2万??
ジギング船乗りますわ!!こんだけあったら×××


釣果
アオリイカ : 2050グラムまで7杯  8,7キロ



剥製工房★GALAXY