2015年5月 釣行記

5月9日(土)

琵琶湖もあんまり釣れないし、連休のプレッシャーでしばらくは余計に釣れない?ので、今回は海です。
ジギング船の釣果を見ていると、数は少ないものの、キャスティングで鰤が釣れてますね^^
私の小さなボートでは港の周辺限定だから、鰤は厳しい・・・^^;;;
でも、毎年ツバスはあちこちでボイルしているので、今回はキャスティングメインで、青物狙いにします。

出港すると、風が強く、雨もパラパラ。
ナブラが出そうな感じでもないので、とりあえず30メーターラインで、シーバスと青物の反応を探します。
時々大きな群れが映りますが、足が早く、なかなか捕まえられません。
群を探してはすぐにジグをフォール〜を繰り返していると、ようやく子メジロサイズをGET^^

雨もやんで、ナブラがたち始めたとこで、キャスティングに変更します。
いつもはジギングロッドで無理やりキャスティングしていたけど、
短いと肝心な距離が全然出ないので、キャスティング出来そうなロッドを探して持ってきたのが、
20年ほど前に購入した、ダイコーの「プレミア」という10フィートのシーバスロッド。
当時のシーバスは、ギンギンの硬いロッドで狙うのが主流だったので、
今となっては、あまりにもオーバーパワー過ぎて時代に合わないのと、
ティップの硬さゆえに、バイトをハジいてしまうので、
1年ぐらいで全然使わなくなったロッドですが、ここで使うことになるとは・・・

ボイル目がけてキャスト・・・すると、あれ??
ルアーごと切れて飛んで行っていまいました・・・><

リーダーを3メーターほど入れていたので、おそらくキャストの時に、結び目がガイドに擦れて切れたんでしょうね。
シーバス釣りでもよくあることです・・・><

今度はトップガイドに巻き込まないように、リーダーを1メーターだけにして、
長〜く垂らして、キャスト〜すると、なんで?
またまた切れて、飛んで行ってしまいましたがな・・・TT


うーん・・・なんでやろか・・・原因不明ですが、ガイドに傷が入っているのかな?
青物のキャスティングの知識もあまりないままに・・・なので、ちょっと反省して勉強ですね。

これで、今回のメインの飛び道具がなくなりました・・・(違う意味で飛び道具となってしまいました><)
風も強くなってきたし、時々映る青物らしき反応は全然やる気なし・・・
釣れないと全く面白くないのがジギングですね。
ジグとは、所詮は金属の塊、こうなると釣れる気がしなくなってきてしまいます。

ジギング船だと、大人数なので、釣れない時でも時々誰かが釣るし、また、ジギング船がボートを止めると言うことは、
少なくとも下にはメジロ以上の魚がいるので、まだこちらのやる気も続きますが、
一人でやっていると、出来ることは、ジグをとっかえひっかえ、いろんなパターンのシャクることくらい。
手持ちがなくなったとこで、万策尽きて早上がりするパターンが多いですね・・・

やっぱり保険に、冷凍アジを持ってくるんやった・・・TT

元来、シーバサーなので、釣れないとすぐにシーバス釣りがしたくなってきます。
30メーターラインで、何度も往復して、シーバスの群を探したけど、見つからなかったので、
早上がりして、ショアからシーバスを狙うことにします。

ま、本格的なシーズンを前に、地形と立ち位置、ベイトの確認ですね。
久しぶりに来て、何も知らないままにキャストしても、そんな簡単に釣れるものでもないし・・・
かといって、これをやっておかないといざシーズンに入ったところで、釣れないし・・・
ま、貧果だったけど、遠征して、タダでは帰れないので、次の釣行への伏線はきっちり張って帰ってきました^^

釣果
子メジロ、ツバス3



5月15日(金)

今回は近場の福井県にキス釣りです。
天候がちょっと微妙ですが、海が凪いで沖に行けたら、ジギングでシーバスとツバスを探す予定です。

着いてみると、かなりの強風です。
湾内の中の湾内の中の湾内という、ほとんど入江的な場所なんですが、それでもボートが止まらず・・・
シーアンカーを入れて、オモリを23号にして、風裏の急際にへばりついての釣り・・・
そして、キャストせずに、バーチカルでラインを送りながらなんとか底を取る、
とんでもなく厳しい釣りですが、それでもパラパラと良型が釣れてきます^^

去年好調だったのは水深15〜20メーターラインですが、まだ初期なので、ちょっと深めの
20〜25メーターくらいがいいみたいですね。
基本的に去年とほぼ同じポイントなんですが、浅い所から流すと、
水深20メーターを超えるとHITしてくるみたいな感じです。
ただ、20メーターを超えると、磯際から離れて、まともに風を受けて流されてしまいます><

同じコースしか流せないので、さすがにパラパラ程度ですが、型がいいので、
これはこれで緊張感あってとっても面白いですね〜^^
産卵前の今のシーズンは、ピンギスがいないし、去年は周りでは28cmクラスがけっこう釣れていたので、
今年は、ちょっと本気で尺ギスを狙ってみるつもりです。

昼までコツコツと数を稼いで、約30匹GETできました^^
前日に、皆に「キス天で一杯やろう!」と誘っていたので、とりあえずミッションはクリアでホッ^^

休憩後、3時くらいになると、ちょっと風がマシになってきたので、近くの湾口まで出てみることにしました。
ここでシーバスの群を探しますが、福井名物のエソの猛攻に会い、閉口・・・TT
デカいのはゆうに60cmはあります・・・><
すぐにジグとリーダー、ハリスをボロボロにされるし、
移動しようにも、天候も不安定なので、湾口を出られそうもありません・・・

迷ったあげく、湾内に戻ってキス釣りを再開します。
午前中に、風で攻められなかった風表のポイントに入ります。
すると水深20〜25メーターラインが好調で、時間が2時間くらいしかなかったけど、ほぼ毎投HITで約20匹追加〜^^

最後の1投では、良型とおぼしきキスが釣れて、上げてくる時に何かがHIT〜
去年はマゴチに取り込み寸前で切られたので、マゴチと思って慎重に5分くらいかけてファイトします。
ドラグ鳴らして、何度も何度も締め込みをかわして、上がってきたのは、なんと大きなエソ><
うーん・・・><
こんな湾内にもいるんやな〜><
キスは針を2本とも飲み込んでいたので、エソはキスをくわえただけの状態です。
これで5分間も離さないなんて、なんともまあ食い意地のはった魚ですワ・・・><

特大サイズは出なかったけど、アベレージがまずまずの18cmぐらいで、数も45匹
まだ初期のハシリのキス釣りにしては上出来でしょう^^
この釣りは面白いし、何といっても、釣りの後が楽しみです^^

釣果
キス : 23,5cmまで45匹   他エソ多数




5月22日(金)

友人がアオリイカのキロオーバーを釣ったとのことで、なんかグループの「ライン」が盛り上がってますね〜
ジギングもちょっと飽きてきたし、違う釣りもしたいと思っていたところなので、
日本海では初めてですが、春アオリを狙ってみることにします^^
エギングには、風がちょっと心配な気圧配置でしたが、日本海のポイントは皆目分からないので、
今回は偵察ということで、少しでも次の釣行につながればいいかな〜^^;ぐらいの感じでやってみます。
とりあえず、秋にアオリイカを釣っていて、ちょっと気になったポイントがあったので、そこに行ってみます。

午後5時頃にポイントに着いて、まずは出た所の湾を魚探とにらめっこしながらウロウロ〜
秋にはホンダワラがけっこうあったのですが、今回はまばらですね〜><
あることはあるのですが、冬の荒れで切れてしまったのか、湾奥の浅い場所しかありません。
水深5メーター、こんな浅い場所でも釣れるのかな・・・全然分かりませんが、確信がないと粘れないし・・・><
和歌山では水深10〜13メーターぐらいがよく釣れたので、同じラインで、ホンダワラらしき反応があれば、
魚探にマークしていきます。

午後7時、ある程度ポイントが絞れたところで、夜間灯を付けて、エレキをセットして、エギングスタート。
すると、ほぼ同時に南からの強風が・・・><
すぐに時速1,5キロを超えてしまい、エギングどころではなくなりました。

風裏の湾奥にも入りましたが、ここは赤潮満開です><
夜間灯を付けて、赤潮の海を走ると、海面がオーロラみたいに、幻想的に光ります
これはこれで、綺麗なんですが、ここで釣れるかと言うと・・・TT
エギをしゃくると、水面がビカビカ光って、とても釣れそうな気もしませんワ。

結局、ほとんど釣りにならないので、コウイカ1、運悪く引っかかってきたナマコが1で夜の部は終了としました。

朝は4時からスタートします。
相変わらず風が強いですが、赤潮もなくなって、ベイトの反応もあるので、いくぶんマシな感じです。
午前5時、これからかな・・・と言う時にキャスト切れでエギが飛んでいってしまいました。
長らくラインも巻き替えていなかったので、キャストのたびに下糸のナイロンラインが出てしまいます。
これでは釣りにならないので、予備に持ってきたシーバス用のリールに交換します・・・が、
強風の中、PE2号ではちょっとキツいですね。
ほぼ諦めて、心が折れ掛けた、その時、まさかのHIT〜
サイズは推定900gぐらいのメスでした。
ちょっと小さいですが、春の日本海の経験の少ない私にとっては、釣れるのと釣れないのとでは大違いです。
ずっと「ホンマにこんなんで釣れるんかいな〜」と疑心暗鬼で釣りしていたけど、
居ることは確認出来たので、次回は自信を持って粘れます!

次の釣行につなげることが出来たし、そもそもシーバスリールではちょっとキツイので、これにて納竿としました。
今夜は、アオリイカ、コウイカ、赤ナマコの軟体系の食べ比べです〜^^

釣果
アオリイカ : 胴長27cm(推定900g)  他コウイカ1



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