2016年5月 釣行記

5月12日(木)

エンジンのオーバーホールを終えて、琵琶湖で試運転を経て、約1年振りの海です。
この間、ジギング船の派手な釣果を指を咥えて見てました・・・><
それによると、青物もいいけど、ここ最近、シーバスの調子がいいですね〜
どちらを取るかとなると、やっぱり「シーバサー」としてはシーバス狙いでしょうね。
シーバスのポイントの方が近いし、シーズンの初戦なので、近場の福井県に決定^^

前日のうねりが少し残っているので、いつもの浜からではなく、湾奥から出船しました。
湾を出て、シーバスの群れを探してここからひたすら西へ、東へ走りました。
しかし・・・この付近は遠浅で、シーバスの目安になる水深30〜40メーターラインのエリアが広すぎる・・・
このエリアで、群れを探すのは、グラウンドに落ちている10円玉を探すようなもの・・・
土日であれば釣れている場所に船が集まるからわかるけど、この日は選んで平日・・・
新しいポイントは土日の船が多い時に来た方が無難ですね。

東の島にも大遠征したけど、結局は群れは見つかりませんでした。
昼を過ぎても、釣果はゼロ
このままでは完全ボーズです。
シーバス狙いでは大きなクーラーを積んでるので、カラではあまりにも寂しい。
シーバスを諦めて、ここでメバル狙いに変更です。

出港場所に戻りながら、磯際の20〜30メーターを走って、メバルを探します。
それらしき反応が出たら、すかさずフォール。
時々、20cmくらいのガシラが釣れてきますが、メバルはなかなか見つかりません。

ようやく見つけた群れで30cmのメバルGET〜^^
60gのジグですが、これだけだとちょっと不安なので、ジグの上70cmくらいの所に、
メバル用のスクリューテールワームをつけましたが、大きなメバルはジグに食う方が多いですね!
同じポイントを流して31cmを追加〜
うーん、これはワームに食ってましたが・・・><

この後も帰りながら群れを探しましたが、メバルも副業的にやるには、なかなか難しいですね。
シーバスに振られてからではなく、始めからメバル一本でやったら、結構面白いかもしれません。
けっこうな距離を走ったので、ガソリンが少なくなってきたので早上がりとしました。
釣りたてのメバルが食べたかったのも大きな理由の一つですが。

帰ってすぐに捌いて食したメバルの刺身は最高でした。
メバルに養殖はないし、泳ぎのメバルもない?ので、メバルの鮮度としてはこれ以上ないはず。
サイズもサイズだし、当然と言えば当然、まずい理由はないですよね^^;;

釣果
メバル : 31cm  30cm   他20cm前後のガシラ5匹




5月14日(土)

この日は久しぶりにカミさんと二人でキス釣りです。
湾の奥の奥から出船ですが、それでも朝は風が強かったので、7時くらいまで待ってから出船しました。
このゆる〜い感じがまたキス釣りのいいところですね。
朝一勝負でもないし、行けばそこそこ釣れるので、あんまりセコセコしなくてもいいのが◎です。

出て、500メーターくらい走ったところで、アクシデントが!!
なんと、またエンジンが止まってしまいました・・・
オーバーホールしたばかりなのに、何故???
今回はたまたま、浜の前だし、幸い北風なので、
流されながら浜まで戻れそうですが、度々、本当にひやっとしますね。
心臓に悪いです。
プスッ・・・プスッ・・・この音、なんとも言えない、エンジンが止まる瞬間、もう考えただけで・・・><

沖に出る時は、最近は補機を積んでいますが、ほとんどの方は積んでいないはず。
自分だけの問題でなく、皆さんも本気で考えた方がいいと思います。
特に6馬力以下の単気筒のエンジンのボートは!
趣味で、他人に迷惑はかけられないし、何があっても自力で港に戻ることが、やっぱり大前提なので。

車に戻って、プラグを交換して、今度は一人で試運転。
時々エンジンがかかるものの、どうも回転が不安定です。
現場で、素人が出来ることはプラグの交換くらいで、
これで、直らなければ、もう手の施しようがないです。
これ以上続けるのは危険と判断して、私は竿を出すことなく、撤収することになりました。

エンジンは再び安原エンジンサービスにドック入り。
診断の結果、キャブごと変えるしかないとのことで、また高くつくことになりました。
ま、安全には変えられないので、こればかりはやむを得ませんが・・・
オーバーホールの上限が3万と伝えていたので、今回の修理を合わせて約4万円ナリ。
スズキから新しいエンジンが出たとこだしこんなことだったら
最初から新しいエンジンに変えた方が良かったです。

今回は、釣果はありませんでしたが、私がエンジンをいじっている間、カミさんは少しだけ釣りができました。
ポイントではないので、時々アタる程度でしたが、それでも、14cmくらいのキスを1匹釣りました。
「楽しいからまた行きたい」と言ってくれたのが、せめてもの救いです。
リベンジが次の宿題となりました。

ま、それでもタダでは帰れません!!
問題はトラブルが起こったことではなく、その後の対応!!
今回は一人ではないし、カミさんにも迷惑がかかっているんだし。

以前から気になっていた半島付近で、ボートを出せる場所を偵察に行きました。
2箇所、見つかったので、これは次につながりそうです。
このほかにも、うみんぴあ、プラント2、クレープショップ年輪と、前から気になっていた場所にも行けたし、
天気も良かったし、二人でいいドライブになりました。

釣果 : なし

5月21日(土)

思ったよりエンジンが早く直ったので、迷わず、先週に下見したポイントに行きました。
着いてびっくり・・・先週の下見では海岸近くの駐車場が、有料で使えたのですが、
侵入禁止の柵があり、入ることが出来ませんがな!!!
またか・・・ふと嫌な予感が頭をよぎります。
今まで何度もこんな光景を見てきたのだけど、まさかこの1週間の間にとは・・・><

後から聞いた話では、漁船とプレジャーボートの接触事故があったそうです。
広い海で接触事故なんて、普通に考えたら起こりようがないとは思うのですが・・・

使用禁止という訳ではなく、海岸近くの駐車場が、所有者が違うらしく、使用できないとのこと。
遠くに車を止めて、ボートを出す分にはOKとのことですが、
海岸まで100メーターくらいあります。
この日はやむを得ずここから出しましたが、用意、撤収でバテました。
幸い、さほど釣れなかったので、まだマシだったけど・・・^^;;

出港して、有名なシーバスポイントに向かいます。
着くと、朝一にも関わらず、ジギング船、プレジャーボートが集結しています。
魚探を見ると、至る所にシーバスらしき反応があります。
ベイトはコウナゴらしいので、60gのスリム系のジグをフォールして、ストレートリトリーブを繰り返します。

さんざん叩かれているからか、反応の割になかなか手ごわいですね。
バイトはポツンポツンと単発です。
それでも、ここのシーバスはサイズがいいですね!まずまずのサイズを3本GETできました^^

8時くらいになると、さらにボートが集まってきて、ジギング船だけでも10隻ほど。
他のボートを含めると30隻以上か・・・それが入れ替わり立ち替わり、広くないポイントを流すので、
凄いプレッシャーが掛かって、ほとんど口を使いません。
ジギング船は数の力?か時々HITしていますが、それでもド単発。
シーバスがいるのは間違いないけど、ここまでくるとさすがに・・・

近くの磯際の同じ水深で、シーバスを探すと、一度だけ大きな反応が出ました。
ここですかさずフォール〜この日最大の80クラスをGETできました^^

帰りながら磯際と、沖のブレイクをウロウロしましたが、シーバスと青物の反応は出ませんでた。
初めてのポイントで、帰港時間があってもいけないので、この日は3時に撤収としました。
すると、撤収のピークに当たったようで、いろいろ情報交換できました。
撤収のピークというかは、車まで遠いので、みなさん汗だくになりながら、
1時間以上かけて撤収していたから、混雑していただけかもしれません。
ま、朝は気がせくけど、帰りはみんなゆっくりしているので、
初めてのポイントでは、いろいろ情報交換するのもいいですね。

釣果
シーバス : 80クラスまで4本    湾ジグ60g



5月28日(土)

エンジントラブルで、一瞬で撤収になった、前回のキス釣りのリベンジです。
例年通りだと、この時期のキスの釣果はカタいハズなので、
晩に、友人を集めてキス天パーティーの約束をしてしまいました。
でも・・・よく考えてみれば、昼までの釣りだし、ましてビギナーのかみさんとの釣りです。
キス天パーティーにキスがないと始まらないので、久しぶりにプレッシャーのかかる釣りですな・・・^^;;

昼間は暑くなって釣りにならないかもしれないので、ちょっと早めの、5時前に出船しました。
朝一は、デカいのがよく釣れる、洞窟前の磯前からスタートします。
とりあえずは、自分はサポート役に徹して、かみさんに釣ってもらうことにします。
キス天のノルマがあるから、自分がさくっと釣っておきたいところですが、釣りをしながら教えると、
人間が出来ていない短気な私は、どうしてもイライラしてしまうので・・・^^;;

流れは時速0.5メーター前後です。
ちょうどいい感じなので、一番簡単なバーチカルの釣りから始めると、すぐにHIT〜
なんと1フォール目から22cm、続けて23cmをあっさりGET〜^^
うれしいけど、なにか複雑な心境ですね・・・
個人的な、キスの大物の基準は 「23cm」 です。
23cmを超えると、急に胴周りが太くなるような気がします。
ここからは1cm違うと、完全に見た目の大きさも、引きの強さも別物だと思います。

1日やって、「なんとか23cm級の大物が混じってくれたらいいなぁ・・・」と思っていたんだけど、
そうもあっさりと釣られてしまうと・・・どうしても・・・
ちょっとは苦労とか、サイズアップしていく過程(これが楽しいハズ)を知ってほしかったような気にもなりますワ!

この日は異常な日で、この後もこのサイズが揃ってしまいます。
平均で20cmを超えている・・・キス釣り歴は長いけど、
ここまで良いサイズが揃う日は、ほとんど記憶にありません。
そして・・・24cmが出て、なんと最大25,7cmまで釣れてしまいました。
今までの、私の自己記録が26,5cm
もうミリ単位まで肉薄してますがな・・・
ここまで来ると、言葉がありません・・・もう絶句ですワ〜。

私が思うに、流れの早さが0.3〜0.7メーターくらいがバーチカルのベスト!
これより遅いと、投げて広範囲に探らないと効率悪いし、
これより早いと、ラインを出しながらの難しい釣りとなります。
この日は風が安定せず、0メーターの完全に停船している時もあれば、
最大1,2メーター流れた時間帯もありました。
ビギナーにはちょっと難しい時間帯もありましたが、逆に言うと、いろんな釣りが勉強できたことと思います。
すぐに天狗になるので、あまり認めたくはないのですが、なかなか筋がいいようですね。
全ての釣りをある程度こなしてくれて、最後までアタりが止まることはありませんでした。

一通り教えた後、私も竿を出すか迷ったけど、この日は最後まで先生役に徹しました。
ライトロッドを使用しているので、見ているだけでも結構面白いものですね。
また、いつもは自分の釣りに集中して、周りが見えてなかったけど、
ゆっくり景色を見てみると、凄い絶景ですね!
こんな素晴らしいロケーションで釣りをしていたことに、改めて気が付きました。

無邪気にはしゃぐかみさんを見ていると、
「今日はこのままサポート役で終わった方がいいのかな?」と感じました。
ま、25,7cm・・・竿を出しても勝ち目がないので、そのいいわけ作りなのかもしれませんけど・・・
時々、レクチャーで竿を借りて、23cmオーバーも釣れました・・・
本来はうれしいサイズだけど、ちょっとかすみますね〜・・・><

結局半日の釣りで、23cmオーバーが8匹で釣果が40匹ほど。
そのほとんどが20cm級オーバーの良型とは出来過ぎですね。
腕がいいのか、運がいいのか、先生がいいのか・・・
分かりませんが、ま、この日は 「全てがハマった!!」 ということにしておきましょう^^;;

昼に上がって、そこからが大忙しです。
うみんぴあとプラントに買い物に行って、帰ってキスを捌いて・・・
なんとか間に合いましたが、飲み会の終盤は眠くて、記憶が飛んでしまいました・・・^^;;
釣ったその日に食するキス天、言うまでもなく、もうまずい理由がありませんね。
先に飲み会の約束をしてからの釣りは、プレッシャーはかかるけど、
そのぶん、達成感も喜びも大きいものです。
たまには(ごくごくたまに程度だったら・・・)こんな釣りもいいですね。

釣果
キス : 25,7cmまで約40匹   (ほとんどかみさんの釣果)
 






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