2016年10月 釣行記

10月2日(日)

いやいや、今年の夏の琵琶湖はちょっとヤバかったですね〜^^;;
連日、スーパーランカーの入庫で、とっても忙しい日々を過ごさせていただきました。
それも、南湖で5キロ、6キロの魚がこれだけ入るのは、今までになかったことです。
近年、駆除の効果でバスが激減していると報道されますが、まだまだ琵琶湖は健在ですね!
改めて、琵琶湖の底力を痛感しました。

私も、一応・・・アングラーのはしくれ、行きたくて仕方かったけど、釣りに行ってしまうと、
性格上、止まらなくなってしまうので、10月から釣りに行くために、
9月までは無休で、必死に仕事してました。
このため、遅い遅いシーズンインになってしまいましたが、ずーーっと我慢してた分、
これからはバシバシ、釣りに行きますよ〜!!

さて、今回はアオリイカです。
9月の新子は釣らないと決めているので、マイルールで10月の解禁日を待っての釣行です。
この日は日曜日で、しかもかみさんと夫婦船です。
連日の雨で、アオリイカの活性も心配だし、条件としてはかなり厳しいですが、
開幕戦なので、エンジンの試運転も兼ねて、釣りが出来たらOKのつもりで行ってきました。

出港して、まずは根掛かりのない砂地で止めて、かみさんのためにちょっと練習します。
きっちり底が取れないと、エギをすぐに取られるし、しっかりしゃくれないと釣れません。
筋がいいのか、底はすぐに取れるようになりましたが、
巻きながらしゃくる、これはやっぱり難しいようですね^^;;
(ま、そんな簡単にマスターしてもらっても困りますが・・・)
でも、「巻きながらしゃくる」これがテップランの最大のポイントです。
しゃくり終わった時に、ロッドティップが水平でないと、合わせられません!
バスをやっているアングラーでも、なかなかない動作なので、とっても難しいようです。

湾内の20〜30メーターラインの磯際を流していきますが、まさかの無反応です。
心配が的中して、事前の情報通り、水の色がとっても悪いですね。
かなりの水潮になっているようで、居ても食わないのでしょうね・・・
まだ、10月初旬なので、これだけ苦戦するとは思ってませんでした。

本命のポイントも、何度も流すも全くの無反応・・・と思いきや、
なんとかみさんに先に釣られてしまいましたがな・・・><
どうみてもイケてないハズなのに、なぜかいつも先にやられますワTT
ただ、サイズは小さかったので、リリースしました。

マグレ?とはいえ、先に釣られると、こちらのペースが狂いますね^^;;
1杯釣ると、コツをつかんだのか、何やらしゃくった時の、風切り音もサマになったきたような・・・
もう1杯釣られた日には、後が面倒なので、
ここからは、レクチャーすることも忘れて、ひたすら本気モードです。
(後から聞くと、完全に一人だけで釣りをしていたそうです)
ま、そらそうですね^^;

岬の先端付近の実績ポイントを何度も何度も流して、タイプアップ寸前にようやくHIT〜^^^^
20cmくらいのまずまずのサイズをGETしました^^;;
アオリを釣ってこれだけうれしかったのは、初アオリの時以来かな〜??
ま、とにかくこれで帰れますワ^^;
あまりの快晴で暑いのもあって、昼前でしたが、これにて撤収としました。

なんとかギリギリ面目は保ちましたが、なんか心臓に悪い釣りでした。
リベンジではないですが、今度はちょっと本気でも出して、コテンパンにやっつける予定!

釣果
アオリイカ : 胴長21cm1杯


10月4日(火)

漁港から聞いたのですが、今年の北湖は子アユが多いようですね。
ボートから狙いたいとこですが、エレキも故障してるし、
今回は久しぶりに北湖の浜からウエーディングで狙います。

ポイントに着くと、川にはたくさんの子アユが・・・
流れ出し付近では時々ボイルもあって、これはイケそうな予感・・・でしたが・・・^^;

10月だから巻物オンリーでいける予定でしたが、
あまりにウィードが濃くて、フィードすら引けない状況です。
ロッド上げて、表層、ほとんどトップで使用しますが、それでもハンドル3回転の勝負ですね・・・><
毎回ウィードを抜いてくると、プレッシャーが掛かるので、早いテンポで移動しながら釣りますが、
毎投、ウィードと格闘の状況に閉口・・・><

なんとか引けるコースを探しますが、ほとんど皆無でした。
やっぱりいろんな状況を想定して、タックルを持っていかないとダメですね。
せめてワームがあれば、もうちょっといろんな攻め方が出来たと思いますが・・・

それでも、ハンドル3回転以内でも、一応勝負にはなっているようで、
時々30cm級が釣れてきます。
アタった瞬間、ウィードに化けるので、釣り味もあったものではありませんが・・・
ま、これだけウィードがビッシリだと、大きいサイズは回遊で入ってくるルートがないと思います。
ボイルしているのも、捕食音からして、このクラスがほとんどみたいです。
もう少しウィードが減ってから、もう一度リベンジですワ。

釣果
ブラックバス : 35cmまで2本    (フィード)


10月12日(水)

ブラックバスのセミオーダーの注文もかなり溜まってきました。
今の時期は、エリ漁師さんは禁漁なので、漁港からの入庫がないので、どうしても溜まってきます。
そのセミオーダーですが、60cm以上と言われると、ちょっと私の実力では難しいけど、
55cm、50cm程度はなんとかしないと!!

ボートもあるし、何より、車で1分もあれば出港場所まで行けるんだし・・・
これ以上、恵まれている環境ってなかなかないですよね・・・^^;;
全国のバスアングラーからすると、まさに宝の山に住んでいるようなもの??ですよね^^;;


エレキがないので、オールで少し沖まで出て、エンジンを掛けますが、やっぱり調子が悪いですね。
ちょっと間があくと、いつもなかなか始動しません。
ここは琵琶湖だから、万一始動しなくても諦めがつきますが、海の場合はそうもいきません。
これからは、海に行く1週間以内には、琵琶湖で試運転しておいた方が無難ですね。
心臓に悪いし、寿命が縮みます・・・

エンジン始動後、夏の実績ポイント、Y沖、O沖、MR沖、OB沖のウィードのトップが2〜3メーターラインを
スコーンとチャターで流しますが、全くの無反応でした。
4時間ほど巻き続けましたが、カスリもしない、完封負けでした。(いや、完全試合??)

巻物しかしないので、やっぱり引き出しが少ないのが原因でしょうね。
状況は刻一刻と変わるので、その状況に合わせた攻め方をしないと、
いつも同じことをしていては、なかなか釣果は上がりませんね。

分かってはいるんだけど、やっぱり好きな釣り方で釣りたいというのもあるし、
ここは世界の琵琶湖、こんな3流バサーでも時々デカイのが釣れてしまうので、
なかなか違う釣りが出来ない、ホンマに困った頑固者ですワ・・・

釣果 : ナシ

10月15日(土)

アオリのストックも、いよいよ底を尽いてしまいました・・・><
毎週アオリの刺身を食べたい・・・だったら最低20〜30杯はキープしておきたいところです。
日に日に数が少なくなって、厳しくなるので、今回は本気でアオリイカ1本勝負です。

アオリイカ狙いでは初めてMのポイントから出港します。
ここは以前は砂浜の手前に車を止められたので、とっても出港がラクだったのですが、
漁師との接触事故があったそうで、それ以降、奥の駐車場しか使えなくなってしまいました><
駐車場から浜までは7〜80メートルの坂道を上がらなくてはなりません。
かなりの重労働で、用意と撤収だけで、憂鬱になってしまいます。

こんな理由で、なかなかこのポイントは足が遠のいています。
しかし・・・広い海で、どうしたら接触なんて起こるんだろうか??
不思議でなりません。
基本的には、プレジャーボートはただの遊びなので、漁師さんが優先でいいと思います。
私も、極力、漁船には近寄らないようにしているし、船がくれば道を空けます。
交差する場合は、法律でどちらが優先か決まっているけど、そんなのは関係なしに、
ぶつかれば死ぬのはこちらです。
機動力もあるので、小さい船がよけた方が賢明だと思います。

ですが、一部の漁師さんは、わざわざ釣っている横を全力で通ったり、
目の前で急旋回して嫌がらせをする方もいることは、まぎれもない事実です。
わがもの顔で、「どけどけ!!」みたいな感じです。
言うまでもないですが、これはいけませんね!

漁師さん優先と書いたけど、みんなの海です。
航路や定置網で釣るのはもちろんご法度だけど、それ以外だったら、
誰しも、平等に権利があるはずです。

接触事故についても、「プレジャーボートが悪いから締めだせ!」となっているようですが、
広い海で、どちらかがちょっと気を付けて、譲れば事故は起きようがありません。
一方が100%悪いというようなケースは少ないと思うので、
双方が、もう少し安全に留意して航行するべきだと思います。

さて、アオリイカ釣りですね・・・^^;
出た所の岬周辺、水深20〜30メーターの、起伏があって、ベイトが多い所を流します。
すると、パタパタHITして、開始1時間で5杯GET〜^^^
しかも最大で、胴長26cm!!このサイズだと最高に楽しめますね!!
ただ、厄介なのは、サバフグ?リーダーをかじられて、エギを2個ロストしてしまいました。
エギもイタイけど、時間のロスもまたイタイです・・・><

好調だったのも、束の間です。
この日は土曜日、快晴のベタナギです。
1時間経過した頃には、移動もままならない程、見渡す限り船、船・・・
こうなると、ピタッと反応が無くなってしまいました。
ま、最初からアサイチ勝負と踏んでいたので、ちょっと早めに出たので、釣果に恵まれたのかもしれませんね。
回りは、ほとんど2人乗りでしたが、1〜2杯程度だったと思います。

初めてのポイントだったので、この場所意外にもいろいろ見ておきたいので、
磯伝いに移動しながら反応を見ますが、
誰もいない場所は、やっぱり釣れないからなんですね。
人を避けていると、同時にアオリイカのポイントも避けているみたいです。
午前11時、一応コスト分ぐらいは回収できているので、早めの撤収としました。

釣果
アオリイカ : 胴長26cmまで5杯




10月19日(水)

「やっぱりアオリイカは土日はキツイ!!」これまでの苦戦の理由を曜日だけのせいにして、
今回は平日のベタナギを選んで行ってきました。

午前中は多少ウネリが残るものの、波予報では1メーター後0,5メーター、昼から弱い北風が吹くとのことで、
迷いなく、沖の島へ直行します。
ここは遠いので、この時期、しかも平日に来れることは滅多にないので、
もう爆釣間違いナシのつもりだったんですが・・・
あれ?あれれ???しゃくれどもしゃくれども、反応がありません。

アオリイカは、けっこう固まっていることが多いので、ここからは水深、ポイントを変えて、
居場所を探しますが、時々釣れてくるのは15cm程度の、この時期のこのポイントにしては
期待はずれ感がありあまる〜♪♪子イカのみ・・・><

この後も実績ポイントを回ってきたけど、結局、4杯止まりでした。
どうやら、曜日だけが原因でもないようですね〜
他の言い訳を探すと・・・アオリイカの場合は大雨の後の水潮が良くないとはよく言いますが、
それ以外にも、青物と同じように、いても全く食わない日というのがあるようですね。
潮回りなのか、時間なのか・・・
ま、日曜日でも釣っている人は釣っているので、
釣れない言い訳を探すよりも、技術を上げる方が賢明なのかもしれませんね。

昼からはグリで青物を探しましたが、時々群れが映るものの、
群れが小さく、移動が速いので、捉えきれませんでした。

予想よりも早めに撤収したので、夕方からはシーバス狙いです。
夕マヅメはM湾に入ります。
この時期はハズしたことがほとんどないはずですが、開始早々にライントラブル頻発で
完全に時合を逃してしまいました・・・><
釣れたのは・・・まさかのダツのみでした。

ここから宮津の方へ遠征し、由良川に入ります。
月夜はベイトが上ずって、深夜でも関係なく釣れるので遅めに入ったのですが、
上ずるはずの、肝心なベイトがいないのでは、どないもこないも・・・TT
ここで釣れたのは、まさかのウグイ(マルタ??)でした・・・

今日はアオリ、青物、シーバスのリレーフィッシングでしたが、ことごとく完敗でした。
ま、こんな日もあるでしょうに。(今年はこんな日が多いですが・・・><)

追伸
今日のアオリイカは全て沖漬けにしました。
市販のタレで作るのもいいですが、物足りない方や、好みに合わない方、
コストが高すぎると思う方は自作するのがオススメですよ〜
私の作り方は・・・
焼酎を沸騰させてアルコールを飛ばし、「エバラのすき焼きのタレ」を投入〜
たったこれだけです。
こうして作ったアオリイカの沖漬けは、もう格別、最高の贅沢です!!
エバラのすき焼きのタレは、知る人ぞ知る、魔法のスーパー調味料です。
これでブリの照り焼きなど、簡単にプロ顔負けの味に出来ますよ〜
沖漬けはちょっと甘辛く仕上がりますが、甘さを抑える場合は、すき焼きのタレを減らして、
醤油を入れたりもしますので、お好みで調整していただくといいかと思います。
是非お試しを!!!

釣果
アオリイカ : 胴長18cmまで4杯  他 ダツ、ウグイ




10月22日(土)

前回カミさんは初めてテップランに挑戦したのですが、結果は1杯・・・
しかも小型で、釣ったのではなく、偶然釣れたもの。
「悔しいのでリベンジしたい」とのことで、今回も夫婦船で、先週まずまずだったMのポイントに入ります。

ここは狭いポイントにアングラーが集中するので、プレッシャーが心配でしたが、
この日はアングラーが少ない、しかも天候は曇り、更に、前日は荒れて出られていない!!
時期的にもサイズも狙える、最高の時期なので、もう着いたときからテンションMAXです。

調子に乗って、「もう、釣れる気しかせーへんぞ!!」なんてほざいていたですが・・・

前回の実績ポイントを流すも、全く反応なしです。
水深、場所、コースを変えて、周辺をくまなく流しましたが、なんと!!!
この日は二人ともカスリもせずの完全丸ボーズでした。
これこそ本当の歴史的な完全試合ですね・・・><

カミさんのシャクリはかなり上達して、私は自分の釣りにほぼ専念したはずです。
それでもこの秋イカの時期に、ボーズを食らうのは、正直、ショックでした。
後で3隻ほど出ていたアングラーに話を聞くと、全てゼロだったとのこと。
それを聞いて、ちょっと安心しました。

実績ポイントでこんなことあるんですね。
理由は分かりませんが、みんなが口を揃えて言ったこと、それは、
前日に鳥取県であった、大きな地震の影響です。
場所的に遠いので影響はないと思っていたのですが、
現地では小さい余震が続いているようで、もしかしたら、原因の一つなのかもしれません。
自然界に生きるアオリイカは、私たち以上に敏感に危険を察知しているのかもしれませんね。
他の釣果等が出る頃には、少しは原因が分かるのかもしれません。
もしか、爆釣してたら・・・ショックのあまり3日間寝込みます・・・><

釣果 : ナシ


10月26日(水)

前回はまさかのボーズだったので、リベンジに行ってきました。
ベタナギの平日という最高のハズ?の条件を選んでの釣行でしたが、やっぱり、アオリイカ、厳しいですね・・・
前回が特別苦戦した訳でもなく、粘って粘ってなんとか数杯というのが、今の時代の普通なのかもしれません。
まだまだ10月なので、釣れない時期でもないし、今年はアオリイカが好調だと聞いていたので、
カンタンに釣れるイメージが先行していただけなのかも??

原因は・・・以前と比べて、エギングアングラーが爆発的に増えましたね。
何より、テップランをする人が増えました・・・
昔はボートでアオリイカをする人がほとんどいなかったので、
釣り放題のパラダイス状態でしたが、もうそんな時代ではなくなったようです。
これからはちょっと認識を変えて、リレーフィッシングであれこれ狙うよりも、
アオリイカ1本で、もっと腰を落ち着けてじっくり狙わないとダメでしょうね。

さて、ベタナギなので、迷わず沖の島付近へ走ります。
この時期はキロアップも出るポイントだけど、胴長18cmクラスがポツンポツンです。
島の回りのグリではジギングの船が集まっているので、行ってみると、
こちらもハマチクラスがポツンポツンでした。

帰りながら、いつもは磯渡しのアングラーで入れない、
島の西側の磯周りを流しても・・・やっぱりポツンポツンのHIT・・・。
エギでアコウとガシラのまずまずのサイズが釣れたので、こちらを専門に狙った方が面白い??
休日は、磯から釣っているアングラーが多いので、
磯の少し沖には、案外、デカイのが残っているかもしれません^^;;

ずっと海面でパシャパシャしているのはサゴシですね〜^^;
この時期になると、毎年湾口の周辺では大量に沸くのですが、
何故か、今年はサイズがあまりに小さいですね・・・><
さすがに、30cmくらいのサゴシは、釣ってもなんともなりませんよね・・・><
このクラスを相手にして、ジグをなくすのも困るので、今回はパスします。

午後2時、少し早目に上がって、M湾でシーバス狙いに切り替える予定でしたが、
撤収中にまさかの土砂降りに・・・
パンツまでしみてきたので、これにて撤収することにしました。
予報にはなかったですが、局地的に大雨になっているようで、
後で確認すると、1時間に22ミリって・・・避難注意報寸前の豪雨ですやんか・・・

今回も小さいアオリイカは沖漬けにしました。
タレはもちろん「焼酎とエバラのすき焼きのタレ」です。
これ、本当にバリウマです、少なくとも私の中では、他の追随を許しません!!

釣果
アオリイカ : 胴長24cmまで6杯  アコウ:37cm  ガシラ:30cm  ハマチ:50cm2本






剥製工房★GALAXY