2018年5月 釣行記

5月1日(火)

ジギング船の釣果を見ていると、なかなか好調で、ウズウズしてきますね^^;
連休中は仕事柄、釣りには行けないのですが、間の平日だったら、なんとか・・・
どこへ行くか迷いますが、兵庫北部は青物がダメでもメバルシーバス、根魚となんでも出来るし、
一番雰囲気もいいので、今回は兵庫にしました。
1カ月前の釣行では、食いませんでしたが、青物の反応は山ほどあったので楽しみです!

出港して、まずは出たとこの岬の沖からスタートします。
時々、青物らしき反応が出ますが、以前のような大きな反応はありません。
ちょっと減りましたね〜居ることは居ますが、数は少ないみたいです。
西に移動しながら、マークしている根をチェックしますが、反応はありませんでした。

そのまま西に走り、本命のBグリまで来ました。
青物の反応は時々出る程度ですが、後からジギング船のGBとAHが来て、
しつこく流しているのを見ると、メジロか、鰤はいるんでしょうね。
事前の情報では、午後から夕方にかけてが時合みたいなので、いったん青物はやめて、
時間待ちで、シーバスを探します。

水深30〜40メーターを走りますが、この水深では、ほとんど何も反応が出ないですね。
1カ月前は水深50メーター以深に反応が出ましたが、
水温も上がってるからか、今回は水深40メーター以深でした。
それでも、ちょっとシーバスには深い感じなので、もう少し水温が上がれば、
30メーターラインにも反応が出始めると思うので、ここで、メバルに変更します。
すると・・・来ました〜尺メバル!
ここまで来れば、尺の壁はあまりないですね、狙えば釣れるレベルです。
真剣にやれば、これはこれで面白いんだけど、どうしても沖のジギング船の動向が気になって、
集中出来ません。

網野からは有名ジギング船のAL2も来ているので、やっぱり大量に鰤が居るんでしょうね。
集中出来ずに、バイトをミスしてばかりなので、ここでBグリに戻ることにしました。

午前11時、水面が騒がしくなってきました。
所々にナブラが出来始め、12時になったタイミングで、青物スイッチが入りました。
底付近で、HIT〜まずは鰤、1本GET〜^^
周りのジギング船を見ていても、誰かのロッドが曲がっているようで、食い始めたようです。

ジギング船が呼んだのか、界隈のジギング船が集まってきます。
AL1、AN、BW、VU、OC・・・大集結です。
感度がバンバン通過して、上からカモメがダイブ、下からは青物が凄い音で捕食しています。
しかし、今まで見たことないほど、すごい光景です。
魚雷の雨の中で釣りをしているような感覚です。

鰤の群れも上がってきて、群れ撃ちの私の釣り方では、いよいよジグが落ちない状態になってきました。
フォールでバンバンアタります・・・バラしても、そのまま放置すると、すぐにゴン!
凄い数の鰤がジグにチェイスしてきているんでしょうね^^

更に鰤2、メジロ2本追加〜^^
ジギング船もえらいことになっていて、常に3人、4人ロッドが曲がっているような状況です。
ここで、事件が・・・
釣れた青物はきっちり、エラを切って、バケツで血抜き、3分放置、その後締めて、神経抜きをしてます。
(釣れているのに、チンタラこんなことやっていたらダメですね・・・
でも、釣果を犠牲にしてでも、美味しい鰤を食べたいので!!)

神経抜きをすると、時として鰤が大暴れします。
こうなると、狭くて、浅いボートでは、魚を押さえるのに必死です。
半分刺さった状態の神経抜きのワイヤーは、鰤の尾の一振りで飛んで行ってしまいました・・・><
これだけだったらまだいいのですが・・・気がつくと、ネットがない・・・
どうやら、さっきの大暴れで、ネットも飛んで行ってしまったようです・・・><
うーん、ネットって沈むんですね、ちょっと対策をしておかないとダメですね・・・

鰤相手では、ネットがなくては、勝負になりません。
この時点で午後2時、やればまだまだ釣れそうです。
でも、ネットがなくてはどないもこないも・・・
一応、メインのクーラーは満タンになったので、ちょっと早いですが、これで納竿としました。
ジギング船の釣果を見ていても、凄いことになってますね〜
一船で30本以上は釣れていたようです。
あのままやれば、二桁は行けたと思うので、ちょっと不完全燃焼な感じでした。
また、もう一度来るとは思いますが、一転して、沈黙・・・よくあることですが・・・><

港で撤収していると、まさかの海上保安庁に臨検を受けました。
海岸で来ることもあるんですね・・・
しかも、海上では釣りしている最中で、ボートが揺れることもあって、
検査証を見せて、1分程度で終わるんですが、
今回は、みっちり、10分以上・・・
全ての書類をじっくり見て、写真撮影までしていきます。
別に何も悪いことしていないのに、ほんとうに心臓に悪いです。

というのも・・・車の違反とは、訳が違います。
軽微な違反でも30万円以下の罰金で、
金額については、どうやら裁判所?保安庁?の胸三寸で決まるようです。
私の友人は、ライジャケを忘れて、罰金25万円でした。
ちょっと言いわけしたそうですが、「反省が足りん!」となったんだと思います。
しかも、罰金を納めても、前科1犯となります。
ひえ〜コワい、コワい・・・恐ろしすぎるでしょ??
今回は何事もありませんでしたが、胸三寸?となると、万一、違反があった時に備えて、
最後まで丁重に保安庁様をもてなさないといけません。
営業職ではない私にとっては、こうなると一気に気疲れしてしまいますね・・・><

他のボートの方と話をしていると、この方も鰤、メジロを8本ほど釣って、早上がりしておられました。
シーバスも釣れたとのことですが、出たとこの沖の水深70メーターですと!
今、シーバス、そんなとこにおるのん???

釣果
鰤 : 6,6キロ〜7,1キロ  3本     メジロ : 4,5キロまで2本





5月10日(木)

しばらく琵琶湖は見送ってましたが、そろそろ連休中のプレッシャーから回復する頃ですね。
理由がセコイですが、少しでも良い条件の日に行けるのは、地元の特権、自営業の特権だと思います。
本当にありがたいことです^^;; 最大限に生かさねば!
うーん、もーちょっと釣らないとダメですけどね・・・^^;;

例年、この時期に行くMR、K周辺は今年は壊滅状態です。
魚が居ないことはないでしょうけど、こんな時期なのにウィードがほとんどありません。
釣れる気がしないのは、やっぱり魚探があるからでしょうね。
前にも書いたけど、そう考えると魚探も一長一短ですね。

今年、唯一魚が見えているのは、沖のポイントだけ。
今回はここだけで心中することにします。

ポイントに着いて、1投目、いきなりHIT〜45cm^^
2投目、またまたHIT〜ドラグが出るところをみると、今度はデカそう・・・
でしたが、バラし・・・><
「今日は爆釣か?」と思いきや、ここでアタりがぱったり無くなりました。

バラしたら食わなくなる?ことは良くありますが、どうもここは時合のような気がします。
シーバスのように回遊待ちであったり、青物のように、捕食スイッチの問題かな?

コースを変えて流し続けること約4時間、一番南の浅いウィードの塊付近で、ようやくアタりが!
沖で跳ねた音からすると大きそうです。
慎重にやり取りして、ランディングしたのは、今季最大の57cmでした。
ようやく琵琶湖らしいサイズが取れました。
なんとか今年もアングラーズのフォトコンに無事エントリー出来そうで、ホッ^^;;
(勝手に、マイルールで、バスは55cm以上と決めてます・・・^^;)
あとは、シーバス80cm、アオリイカ30cm以上で、3種のエントリーが目標です。
ま、どれもそこそこ程度のサイズではありますが、なかなか3種エントリーする人は少ないと思うので、
私はそこに価値を感じてます。

ここのポイントは午前2時〜3時頃に漁船が入ることがあるため、2時には撤収することにしてます。
あまり時間もないので、これにて納竿としました。
沖のポイントは、大きい魚も入ってますね!
バイト自体が少ないですが、それでもダレることがないのは、やっぱり魚のサイズですね。
今回は1勝1敗でしたが、それでも1本取れて良かったです^^

釣果
ブラックバス : 57cmまで2本    スイミングトゥルーパー


5月15日(火)

相変わらず、日本海の青物はいい状態が続いているようです。
ただ、船によってはにコケているので、ポイント選び次第ですね。
ジギング船のように情報がなく、また、機動力もないので、
完全にポイントを決め打ちしないといけないのが辛い所です。
とりあえず、西のポイントは、まだまだ居ることは居ると思うので、今回も西にしました。
後は、もう青物の捕食スイッチが入るかどうかの問題だと思います。

ナブラが増えてきたので、今回は飛び道具も持っていくことにします。
と言っても、専用のロッドは持っていないので、なんとバス用のベイトロッドを流用しました。
ヴォルキーのビッグレイクカスタムの一番ヘビーなロッドなんですが、琵琶湖のカバー撃ちに買ったのですが、
さすがに、どう考えても3OZはバスにはオーバーパワーです。
結局3回ほど使用して、お蔵入りになっていました・・・><

問題はベイトロッドであること。
ベイトロッドに、スピニングリール・・・これ、大爆笑されるやつですよね・・・^^;;
一応、ベテランなんで、とっても恥ずかしいですが、ここが一人船頭のいいところです。
誰にも見られる訳ではないので、安全面に問題がなければ、基本的になんでもアリです。
とっても気楽でしょ??
釣りをしながら、時々、自分でウケて、笑ってました^^;;

出港場所に着くと、風が強〜い><
いつものことですが、朝一番は南からの強風が吹きますね。
すぐに収まることが多いけど、さすがに白波が立っているので、しばらく見合わせます。
待機すること約1時間、ちょっと収まってきたので、出港しました。
朝マヅメの待ちの1時間は、悶々しますね・・・寝不足なので、寝られたらいいんだけど、
テンション上がって、とても寝られそうもありません。

6時半に出港すると、岬の前の水深20メーター付近で、「スーパーボイル」が!
いきなりヴォルキーの出番が来ました!
キャストすると、ほぼ着水HIT〜^^
これはバレましたが、バレて飛ばされたルアーに、また着水HIT〜^^
浅いから潜られないように、またロッドのパワーが未知数なので、慎重にファイトすると、
上がってきたのはメジロでした。
心配したヴォルキーでしたが、いいじゃないですか!
ちょうどいいぐらいの硬さのような気がします。
使えることが分かったので、次はグリップとガイドを改造して、スピニング仕様にしたいと思います。

チンタラ神経抜きまでやっていると、ボイルは終わってました。
魚探には反応があるので、どうやら沈んだようです。
風が収まるまでは沖に出るのは危険なので、
1時間ほど岬に貼り付いてジギングするも、HITせずでした。

風が収まってきたので、西のグリへ向かいます。
魚探に反応はあるけど、やっぱり完全にスルーで、全くヤル気がないようです。
予想通りなので、今回も午後からの捕食のスイッチ待ちになりそうです。
ま、そのスイッチが入る保証もないので、午前中になんとかある程度お土産を釣っておかなくては!

まず、30〜50メーターでシーバスを探します。
時々、シーバスらしき(青物かも?)反応は出ますが、捕まえ切れません。
2回ほどHITしましたが、即バレで、正体を見ることも出来ませんでした。

2時間ほど、沿岸を探しましたが、ノーフィッシュだったので、今度は沖で真鯛を狙います。
一気に水深100メーターラインまできました。
こうなると、タイラバではちょっとしんどいですね〜^^;;
群れがパラパラ映る程度なので、早く沈んでくれないと、捕まえられないので、
シルエットが小さくてフォールの早いカリボソジグのピンク150gで狙うと、
中層でHIT〜^^
上がってきたのは、70弱のグッドサイズの真鯛でした^^
最先は良かったですが、ここはあまり根がないですね・・・
魚が広範囲に回遊している感じで、魚探に映っても、なかなか捉えきれません。
そうこうしていると、遠くにナブラが見えました。
このタイミングでグリに戻ることにしました。

グリに着いて1フォール目、早巻きで中層でHIT〜^^
ドラグが止まらないところを見ると、どうやら鰤のようです。
慎重に時間をかけて取り込んだのは、6,3キロの鰤でした^^

所々で、ナブラが起きているので、どうやら捕食スイッチが入ったようです。
続いてメジロ3連発〜^^
ただ、なんでもかんでも食う感じではないですね。
前回は、ジグが落ちないほどの、「スーパー入れ食いモード」でしたが、
今回は、しっかりシャクって食わせていく感じです。
もちろん、こっちの方がオモロいですね〜^^
いろんなシャクり方を試しながら、HITさせるのは、最高にテクニカルな釣りで、面白いです!

気がつくと、ジギング船もたくさんやってきました。
幸福さんなんて、どんだけ走ってきてるんやろか???
ここまで来ると言うことは、東のSグリはアカンかったようで、
自分のポイントの選択が正しかったと確信できました^^

いつもは群れを映して、すぐにフォールの、群れ撃ちの釣りをしてましたが、
今回は群れが小さく、散らばっている状態です。
また、足が速いので、この釣り方では捕まえ切れませんね。
フォールの早いカリボソでは、群れを捉えても、合わないのか、なかなか食いません。
ジギング船は流しているだけですが、時々HITさせているので、
私もエンジンを切って、ドテラで流すことにします。

魚探に反応がない時にシャクることがないので、どうもやる気がしない釣り方ですね。
ジギング船は、釣人から魚探が見えないから出来るんでしょうけど、
反応がない間は、まず釣れません。
たまーに感度が通過する程度ですが、この一瞬を捕まえるためには、
ジグを水中に入れておかないと間に合いません。
水深70メーターなので、どこに反応が出てもすぐに対応出来るよう、
40〜50メーター付近で、ダラダラシャクりながら、感度が入るのを待ちます。

感度が入った時点で、真面目にシャクる!すると、やっぱり食います!
この後も鰤1、メジロ4本追加しました^^
クーラーは満タンで、サブのクーラーに変えに行く時間もないので、メジロはリリースしました。
まだまだ釣れそうでしたが、6時になって、ジギング船も帰って行ったので、納竿としました。

一つショックな事件が・・・
今回投入した「ヴォルキー」ですが、釣りをしていて、気が付いたら無くなっていました・・・><
どうやら、移動中か、ファイト中に海にタックルごと落としたようです・・・トホホ・・・TT
前回はネットを落としたし、今回はロッド、リール、新品のプラグ・・・
狭いボートでバタバタする青物釣りをしていると、こんなことがよく起こってしまいます。
続くとさすがに経済的にピンチになるので、気を付けなくてはなりませんね。
ま、「それ以上に魚は釣っている」と、自分を納得させてはいますが・・・

もともと使い道のないはずのロッドに旧型のリールだったけど、
今回、新たに使い道が出来た矢先だっただけに、残念です・・・TT

前回はネットを落として強制終了でした。
今回はタックルは落としましたが、一応最後まで完走出来たことは、良かったのかな・・・^^;

釣果
鰤 : 6,6キロ  6,3キロ    メジロ : 3〜3,5キロ8本  
真鯛 : 3,7キロ   ガシラ35cm  他アコウ等


5月16日(水)

海に行った後は、エンジンの洗浄がてら、琵琶湖で潮抜きです。
予報に反して、風が強いですね。
沖に行けるか迷いましたが、今年はここしか魚が確認出来ていないので、
時速1キロ、限界だけど、なんとか出来そうなので、沖に向かいます。

いつもと同じように、コースを変えて流すこと2時間、風も強く、諦めかけた時にHIT〜^^
軽いので、「小さい」と思ってファイトしてましたが、手前で急に走りだしました。
こんな時は、大きい魚が多いですね。
なかなか浮いてこないのでビッグフィッシュを確信して、慎重にファイトします。
ネットが小さいので、なかなか入らず苦労しましたが、なんとかGET〜

計測すると・・・またややこしいサイズですね^^;;
自然な状態では60cmあるので、「ロクマル」と言いたいところだけど、
ま、口閉じ尾開きだと、間違いなく60ないので、「それ、ロクマルないで〜!!」
と言われると、しゃーないレベルですね^^;;
ま、もうちょっと誰が見ても文句ないロクマルを釣りたいですね〜!!

時合に入ったのか、ここから40〜45クラスが3連発しました。
「爆釣モード?」と思ったら、いつものように、その後は完全に沈黙でした。

なかなかバイト自体が少なく、甘い釣りではないですが、
大きいのもいるので、緊張感があって面白いですね。

風が止む気配もなく、この日はずっと時速0,9〜1,1キロの中での釣りでした。
バス釣りとしては、このへんが限界で、これ以上吹けば、
釣り方を変えるか、風裏に避難しないと釣りになりません。
思えば、一人なのに、座って釣りをしたのは久しぶりかも。
この日はやたら暑い日だったので、強めの風がやたら気持良かったです。
これから、本格的な夕涼みのシーズンですね。
楽しみです!!

ブラックバス : 60cmまで4本    スイミングトゥルーパー



5月21日(月)

久しぶりに近所に住んでいる、釣友のZさんとの釣行です。
午後9時頃に出船して、好調が続く沖のポイントへ向かいます。
流れも0,3キロと最高なのですが、この日はなかなか反応がナイ・・・><
たま〜に程度はアタるものの、全部すっぽ抜け・・・><

うーん・・・おそらく原因はスイミングトゥルーパーのトレーラーに使用したデスアダー。
スコーンはフックむき出しだから、太くて固めのワームでも掛かるけど、
スイミングトゥルーパーはオフセットフックなので、いろんなパーツが邪魔をするので、
なかなかこのテのワームは、バイトがあってもフッキングしないようです。

半ば原因が分かっていて使うのも嫌なんだけど、まだセットしたばかりだし、勿体ない・・・
向いていない、というデータも欲しいので、
こうなれば早く釣って、ワームが切れてボツにすることです。

デスアダーは、タダ巻きのスイミングではほとんど動かないですね。
デプスの記事では「ただ巻きがシークレット使用法!」みたいに書かれていましたが、
動きを見ていると、どうも、釣れる気がしませんね・・・^^;;

そうこうしている間に、隣でZさんが会心のフッキング〜
上がってきたのは38cmのバスでした。
大きくなくても、沖の魚はコンディションが良くて綺麗ですね。
この状況での、しっかりフッキングしての1本は値打ちです!

私は、半信半疑のまま12時まで通しましたが、ノーフィッシュでした。
翌日の仕事に備えて、ここでZさんは撤収することに。

私は・・・さすがに・・・このままでは帰れませんがな・・・^^;;
データも欲しいので、まだ回れていなかったポイントを、デスアダーのまま流します。
1時半まで残業して、3バイトで、なんとか1本取れたので、安心して、これにて撤収としました。

やっぱり、デスアダーは間違いなくフッキングが悪いですね。
ワーム自体が硬いので長持ちしますが、チャターに使用しても、ややフッキングが悪い印象です。
ま、フッキング率と耐久性は両立できないので、どちらを取るかですね・・・

これ、企業の努力で、なんとかならないものなのかなぁ・・・
釣れることを謳うワームはたくさんある、けれど、
耐久力があって経済的であることを謳うワームはなかなかありませんよね。
例えば・・・金額は違いますが、車だったら一番重要な点ですよね?
最近は過度な燃費競争で、少しでもライバル車よりも燃費が悪いだけで、
経済性に劣るからか、売れません。
釣りの世界は、趣味の世界とはいえ、もう少し経済的にやさしい!
とうことをアピールするような、ルアーがあってもいいと思いますけどね・・・^^;


釣果
ブラックバス : 44cm


5月25日(金)

いよいよアオリのシーズン到来ですね。
ウミックの筏でもパラパラ上がっているみたいです。
今までのデータでは、シーズン初期に雄の大きいのが釣れて、満月になるとペアリングで食わない、
その後は、小さい雌がパラパラ釣れるという感じなので、初期の今回は大型の雄の期待大です。
翌日は、昼から風が微妙なので、夜間灯をつけて、少し早目の午前3時前に出船します。
明るくなるまでは、湾内のTで釣りますが、ここ、今年は全くホンダワラが映らないですね・・・。
約1時間、明るくなりかけたタイミングで見切って、Oに移動します。

Oの湾内はホンダワラだらけで、いい雰囲気です。
風が強いですが、コースを変えて7時前まで約2時間流しましたが、この日はノーバイトでした。

次は、沖へ出て、シーバスの群れを探します。
ベイトが映ると、すぐにフォール・・・するとアコウは簡単に釣れてきますね^^
ただ、ここのアベレージは25〜30cmほどの小型が多いです。
あまり釣りすぎるのも良くないので、
30cm級以下のアコウは、釣れたらエアを抜いて、イケスに入れています。
こうすると、1時間くらいで回復することも多いです。
今までの経験では、半分以上は元気に海に戻っていきます^^
ガシラは回復が難しいので、小さいのは即リリースして、ダメだったらキープです。

底を取ると高確率でアコウを抜いてしまうし、せっかくのシーバスが食わないので、
底から1メーターほど手前で止めることにします。
すると、ようやくシーバスGET^^
60クラスでしたが、今年はさんざんシーバスにフられていたので、とってもうれしいです^^
続いて、65クラスもGET〜^^

底を取らなくても、良いサイズのアコウは食い上がってきますね。
40オーバーが2本混じりました^^
近場の福井県の、出港場所から1キロ程度の水深30メーターで、
45cmオーバーも!このサイズは、今ではかなりレアになってしまいましたね。
丹後まで行くと、まだまだ狙って釣れるサイズではありますが・・・

中層でフィッシュイーターの反応が出ると、それがシーバスか青物の判別が難しいですね。
食わせ方が全然違うので、どうするか迷います。
タイラバ用のベイトロッドではシャクれないので、青物を意識する場合はスピードを上げます。
すると、やっぱり青物だったんですね。
60ちょいの子メジロでしたが、このタックルだと、かなり楽しめました^^

最後のターゲット、キス釣りをしようかと思って、そろそろ湾内に戻るつもりでしたが、
エンジンのロープを引いた時に、まさかのアクシダントが・・・
ロープが切れてしまいました><

こうなると、エンジンを始動させる術がありません・・・><
エンジンの故障でもないのに、(極めて快調でした・・・)動かないのは辛いですね。

止むを得ません。
ここで、補機のジェイモの投入です。
お守り代わりに積んでいた、サブエンジンですが、まさか使う日が来るとは思いませんでした。

始動すると・・・予想以上に非力ですね。
時速にして、3〜4キロ、エレキとほぼ同じレベルです。
ま、1馬力なので、仕方ないですね。
それでも、エレキと違ってガソリンで動くので、その点だけでも安心感はありますが・・・

もちろん、最初は出港場所に戻る予定でしたが、運悪く東風が吹いて来ました。
サブエンジンが止まったら終わりの状況で、数時間かけて帰るのはリスクがあるので、
時々ボートを出す、近くの浜に帰港することにしました。

さて、ここからが大変です。
時間配分すら読めない中、二度手間になるので、お店が閉まるまでに修理に行かなくてはなりません。
まず、歩いて太い道まで出る、そして、説明出来るような、大きな建物やバス停を探しました。
そこでタクシーを呼んで、車まで行き、再び車で帰ってくる、そして撤収・・・
お急ぎで撤収までしましたが、翌日、筋肉痛で歩くのも大変でした・・・><

いつもお世話になっている「安原エンジン」さんに着いたのは、午後5時5分前でした。
なんとか間に合いました・・・ホッ^^;;;
話していると、ロープの切断は時々あるようです。
1カ月前にオーバーホールに出しているので、
それだったら、「その時に言って欲しかった!」という思いはありますが・・・

ま、言いたくもなりますが、言いわけしてはいけませんね。
車とは違い、船外機の世界は全てが自己責任です。
人任せにはできない世界なので、自分の身を守るためには、任せっきりではなくて、
ある程度の知識も必要だし、トラブルの対策も必要になってきます。

ロープの修理の他に、スロットルを調整するコードが切れかかっているので、ここも修理が必要とのこと。
このままだと近いうちに切れて、走ることは走るけど、アイドリング状態で加速しないとのこと。
こう言われると、怖くて乗れないし、変えないと仕方ないですやんか・・・><
ハァ・・・>< いったいいくらかかるんやら・・・TT
いい加減、嫌になってきます。


ここでしばし考えます。
船外機はある程度年数を経過したら、買い換えた方が安くつくのでは?
修理とオーバーホールで、年間2万円ほどかかっているし、新しいエンジンでも14万くらいだし・・・
度々、こんな故障で来るのも嫌だし、何より、海上で止まると、心臓に悪いです。
こう考えたら、やっぱり新しいのを買ってしまいますよね・・・^^;;
命には変えられません・・・
ま、少々高くても、それだけ釣って、モトをを取ればいいだけだし^^;;
(これが、最終的に自分をクロージングに持ち込んだ「殺し文句」でした・・・)

ホンダとスズキで、どちらにするか迷いましたが、
値段が2万円ほど違うし、軽くて、操作方法が同じだし、
タンクもそのまま使えるので、今回もスズキにしました。
さて、旧型からどれだけ進化しているか楽しみです。

前回は5馬力でしたが、これだと、普通は滑走しますが、たくさん釣れた時や、二人の時は滑走しないので、
今回は6馬力にしました。
1馬力の差がどれくらいなのかわかりませんが、
5馬力では、滑走するにしてもしないにしてもギリギリなので、この1馬力の差は大きいと思います

今回は、本当に大変な思いはしましたが、それでも、
「レジャーで他人様には絶対に迷惑を掛けない!!」
という、最低限のルールは守れたことだけは良かったと思います。
と、同時に、補機の必要性を再認識しました。
ほとんどの人は補機を積んでないけど、それ、危険ですよ!
最悪、風向きによっては、命を落とす可能性もあることを、今回は改めて、学びました。
今後も、より安全にこの釣りを楽しめるように、より一層、努めていきたいと思いました。

釣果
シーバス : 65cmまで2本   アコウ : 46cmまで約12匹  
 メジロ64cm   ガシラ : 約5匹  メバル : 28cm






5月29日(火)

エンジンを新調して、今日は試運転を兼ねて、琵琶湖でバス釣りです。
早く全開にして違いを確かめたいとこだけど、試運転なのでここは我慢^^;
とりあえずゆっくり、ゆっくり沖に向かいます。

前回と同じように、スイミングトゥルーパーにデスアダーで流すと、時々アタるものの、
やっぱりスッポ抜けますね〜
トレーラーをゲーリーのシャッドテール4,5インチに変えて流すと・・・
ようやくフッキングしました、41cm〜
フッキング率はすこぶる高いですが、消耗もすこぶる早いですね・・・
2本釣れたら良い方で、ほとんどは「1本の魚と刺し違える」みたいな感じですね・・・
下手したら、すっぽ抜けで、何も釣らないまま、終わりです。

最初の3時間はポツポツでしたが、午前1時頃、スイッチが入りました。
40〜45クラスが5本ほど立て続けにGET〜^^
でも、サイズが上がりませんね。
魚は居るし、活性も高いので、違う釣りに変えます。
TDバイブに変えて、同じコースを流しますが、これは、全くのノーバイトでした。
レンジはほぼ同じハズなのに・・・これだけ活性が高くても、ルアーは選ぶようです。

風も0,5キロくらいあるので、チャターに変えます。
すると、狂ったように、バイトの嵐が!
ほぼ毎投のようにアタりますが、なかなかスッポ抜けたり、バラしたりで、半分も取れません><
それでも、50、48cmをGET〜

明らかに、スイミングトゥルーパーの時より、サイズがデカいですね。
55クラスをバラした後に、もう1本良さげなのがHIT〜
掛かって、追い合わせした時に、まさかの・・・
ルアーが破損して、チャターのブレードだけ帰ってきました・・・TT
こんなことってあるんですね。
チャターは見るからに強度が不安になりますが、一応モグチャモンスター。
今江プロがプロデュースしているだけあって、信頼は抜群ですが、それでもこのザマです。
バスで、ルアーが破損するようでは、ちょっと脆すぎますね。

でも、一番ショックだったのは、このチャターがお客様から頂いた、
スペシャルチューンの、「特別なチャター」だったことです。
例年、フローターながら、私より遥かに大きな魚をたくさん釣っておられるので、
お話をしていると、特別に分けていただいたものです。
そんな、特別な、大切なルアーを失くしたのは、本当に申し訳なく思います。
唯一の救いは、なんとかこのルアーで50クラスが釣れたことです。
一瞬ではありましたが、日の目を見れて、まだ良かったのかもしれません。
ありがとうございました。そして、失くして、すみませんでした・・・

バイトは続くので、午前3時まで延長しましたが、漁船がでて来る時間になったので、
ここで撤収することにしました。

新調したスズキの6馬力船外機の感想はと言うと・・・
最後だけ、GPSを見ながら、通ったコースを全開で走ってみました。
この日の最高速が24,5キロほどで、数値だけ見れば、5馬力の新しかった時と大差ないと思いました。
最近では22キロ程度しか出ませんでしたが、新品の時は24キロほど出ていたような・・・

ただ、その他の点については、完全に全くの別物という感じでした。
振動が少なく、音も静か。また、エンジン本体も軽いですね〜
吹きあがりもとってもスムーズで、滑走に入るまでの時間も短いですね。
昔のエンジンの新しい時と比べても、性能的には格段に違うように感じました。
海でたくさん釣った時などにどうなるか、早く海でも試してみたいですね。

釣果
ブラックバス : 50cm級まで約10本    スイミングトゥルーパー   チャター
 



剥製工房★GALAXY